あらすじ
元エンジニアの公認会計士が執筆
本書では、会計の基礎知識から会計システムを構築するうえで押さえておくべきポイントまで、
複雑な会計システムのすべてがイチからわかります。
著者は元エンジニアで現在は公認会計士として活躍しています。
そのため、エンジニアがつまずくポイントがわかり、
公認会計士として正確な知識で会計の要点を解説しています。
また、読者特典として「会計用語集」もあるため、あとからの復習も効率的に行うことができます。
最新動向もしっかりフォロー
会計知識はエンジニアにとってあらゆる業務システムの設計・構築に役立つ重要なものです。
しかしながら、会計システムは他の業務システム(給与・人事・販売など)と連携する必要があり、複雑化しています。
また、会計に関する規制は法改正も多く、システムも柔軟に対応する必要があります。
本書では、最新の法改正に対応するとともに、AI、RPA、クラウドといった最新動向も盛り込んでいます。
【本書のポイント】
・会計システムを手掛ける上で知っておくべき会計知識がわかる
・会計業務に必要なシステムと最新動向がわかる
・会計システムの機能がわかる
・会計システムと他のシステムとの連携法がわかる
・会計システムの導入のやり方がわかる
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
経理システム導入業務を始める新人担当に向けた本
【感想】
私は債権管理システムを扱う会社で働き始めて3年近くになるが、未だに「会計システム」に焦点を当てた本を読んだことがなかった。債権管理システムからすると「会計システム」は連携対象、親のような存在だ。彼らのシステムが何をやろうとしているのかを理解したほうが、もっと仕事がやりやすくなると思い、手に取った。
本としてはかなり読みやすい。前提知識を必要とせず、新人にこれ一冊を渡しておけば、ある程度の知識を身に着けてもらえる。財務諸表や資産などの簿記的な話や、部門やプロジェクトコード、税区分などのコードの話、クラウドやSaaSやAIなどまで話が広がっていて、浅く広く「会計システム」について学ぶことができる。
個人的には、会計システムの技術やトレンドに関する話題は他の本でも読めるので、会計システム自体に絞った内容を読みたい、と思った。ただ、本書のコンセプトとして、知識ゼロでも読めることが念頭にあるのだと思う。経理システムの導入業務にあたる新人向けの本としては、よくまとまっている良い本だと思う。ちょうど新人のオンボーディングを担当しているので、推薦したい。