【感想・ネタバレ】小児科医ママが今伝えたいこと! 子育てはだいたいで大丈夫のレビュー

あらすじ

内容紹介
子育ては楽しいもの。でも、親子に不寛容な風潮や育児デマなどによって、不安や迷いを抱える保護者は多いでしょう。そこで小児科専門医で二児の母である著者が、日々頑張っている保護者のみなさんに「ポイントを押さえたら、だいたいでいいんだよ」と伝える本です。


もくじ

はじめに

第1章 子育てをもっとラクに
出産の痛みや苦労と、子どもへの愛情は関係ない
なんでも親のせいにできる“愛情不足”はスルーして
“3歳児神話”はもう古い! 保育園に預けても大丈夫
子連れ出勤ではなく、働き方改革が必要です
父親も育児参加できるよう排除しないで後押しを
“スマホ育児”批判は、あまり気にしなくていい
ベビーカー論争の結論は!?自由にお出かけしよう
祖父母世代と親世代のギャップの埋め方とは

第2章 心配になりがちなこと
赤ちゃんを寝かせて、産後うつを予防するには
泣きやまないのは、親の対応のせいじゃない
手のひらや足の裏のほくろは、病気のしるし?
「どうして食べないの!?」と自分と子を追い込む前に
大きい、小さい、やせている……、それぞれの発達の悩み
発達は早いほどよくて、英才教育は必要なもの!?
子どもの服は薄着がいい? それとも厚着がいい?
日々のボディケア、どこまでやるべきか

第3章 よくある子育てのデマ
その育児情報サイト、本当に正しいでしょうか?
“〇〇フリー”は、必ずしもいいものとは限らない
9時に寝ないとキレる子になる……わけがない!
根拠のない“母乳信仰”に追いつめられないで
子どもが摂っていいもの、いけないもの(飲みもの編)
子どもが摂っていいもの、いけないもの(食べもの編)
離乳食の開始を遅らせたら、アレルギー予防になる!?
ワクチンは怖いというデマはどうして生まれる?
インフルエンザワクチンに効果があるかどうか
なるべく薬を飲まないほうがいいと言うけれど……

第4章 小児医療の正しい知識
子どもの医療についての正しい情報はどこにある?
小児科なのか他科なのか、迷ったときには……
見つけておけば安心! 頼れるかかりつけ医
小児科での“聞き忘れ”、どうしたらなくせる?
くり返し風邪をひいても心配しすぎないで
急に発熱したときも、慌てず対処するために
子どもの嘔吐下痢症は、とても身近な病気です
子どもが便秘のときに家でしてあげられること
薬について守ってほしいルールがあります
感染症からの回復後、登園・登校はいつから?

おわりに

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Posted by ブクログ

柔らかい文章の子育て指南書。
小児科医なだけあって、エビデンスがしっかりとした情報が多く、勉強になる。
インターネットにはびこる嘘情報をしっかり否定し、母や父に寄り添う内容で、勇気づけられた。

特に心配事の項目で母乳のことや離乳食を食べないことなど普遍的な悩みに対し、「普遍的であるからこそ子どもによって対応が変わってくる」とあり、子育てをしている時には必死になって探していた「答え」は必ずしもある訳では無いことを改めて痛感した。

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2024年03月04日

Posted by ブクログ

小児科医ママによる、子育ての不安・疑問に丁寧に答えている本。
根拠に基づいて書かれており、その根拠となる文献やおすすめのウェブサイトも紹介されていて、今後自分で調べたいときの参考になった。
インターネット、SNSでよく情報収集をする今だからこそ、デマや根拠の乏しい情報に振り回されないように気をつけていきたいと思った。

乳児期〜幼児期までの話が主なので、これから出産される方、乳児を育児中の方におすすめしたいです。

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2022年01月21日

Posted by ブクログ

小児科医の著者による、子育て(幼児期まで)の不安を受け止め解消する一冊。科学的根拠に基づいて、意味のない心配事をやわらかく解いてくれる。母子手帳の副読本や雑誌やネットの記事を読むより、絶対にこの本を読むべき。

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2021年04月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 要は何でも一人で抱え込まずに
旦那や両親、先輩ママさん等に相談
していきましょう。

 特に3才までの子育ては
大変だったのを思い出しました。

以下あとがき抜粋


 子育てが辛くなっても自分を責めないように
してください。
 子供に対してマイナスの感情持ってしまう事
は誰にもある。
 子育てに困難を感じた時はまずは自分が限界
であること疲れていることを認めて自分で自分
をいたわりましょう。
 必要なのは自己嫌悪や罪悪感、自分を責めることではなく休息を取ることと周囲に助けを求めることです。

 誰かに頼る事は悪いことではありません、近年は核家族化が進み、孤独に子育てする人も多いのですが、そもそも子育ては親だけで完結しなくてはならないものではありません。
 人が進化して文化的に発展してくる過程で子育て
はずっと大勢の人が構成する地域やコミュニティー
で行われてきたはず。
 昔のような大家族が存在しなくても現代にあったやり方はある、
 
 いろいろ周囲の人にどうしていたか聞き、どこに助けを求めたらいいか相談しましょう。
 子育てを楽にするためアプリ、小児科受診の際の予約システム、近況報告をし合ったり愚痴を言いあったりするSNSなども、お勧め。
 家事もお掃除ロボット乾燥機付きの洗濯機食洗機などで楽にする

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2020年08月13日

Posted by ブクログ

医師が書いたものでもちゃんとしたエビデンスがないものや、ただただ不安をあおるだけのものが多いけれど、
この本は
「こう言った話はデマです。なぜなら○○だから」という内容が、普段子育てに不安を感じてる親に寄り添って書かれててとても良かったです。
全体的に「ここはおさえておこう、でもそれ以外は大丈夫!」という内容が多く、わかりやすかったです。
人に勧めたいなあと思う本です。

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2020年05月05日

Posted by ブクログ

初めての子育ての準備として読みました。あまり心配しすぎず、こだわりすぎないほうが良いことはわかっていましたが、実際に新生児を前にすると心配なことばかり。この本を読んで、まぁまぁ大丈夫でしょう、くらいの気持ちを持つことも長期間の子育てを続けていくのに必要なことだと思っています。

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2023年07月06日

Posted by ブクログ

エビデンスがしっかり載っている本。
参考になるホームページなども紹介してくださっています。
周りが追い込まないように、そして父母が自分達で追い込まないようにしないために呼んだ方が良い一冊。

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2022年11月17日

Posted by ブクログ

ずっと読みたかった本をやっと買いました。
小児科医森戸やすみさんの子育てに関する本です。
医療従事者である著者の本は信頼できますし、
最近は育児や教育に関しても、
ちゃんとエビデンスが載っている本が増えてきているので、
書いた人の出自を辿りながら意識して読めるようになったと思っています。
(一人目の時はただがむしゃらに色んな本をタイトルで選んで読んでいて、方々に意見が飛び交いすぎてパニックになった記憶がありました。)

子育てにこんを詰めなくて大丈夫!と銘打った著書ですが、息子もはや3歳。
胃腸が弱い体質だったようで、母乳の吐き戻しがひどく、成長曲線に入っているかいつも不安で離乳食も食べない。
今もまぁまぁ偏食でおやつ好き。
2歳まで卵アレルギーと乳アレルギーでおやつは保育園に持参。
川崎病で入院もしたし、軽度の喘息で秋には風邪が治らないし、皮膚も弱く簡単に蕁麻疹になるので定期通院は欠かせない。

他のお母さんもそれぞれ色々あったと思いますが、
ここまで来てしまったら達観している自分ないて、
既にわたしはある程度紆余曲折を経てゆるゆるとだいたいで子育てしてきているなと感じました。
もう少し早く出会いたかった本です。

とはいえ、インターネットの情報に振り回されない方法や、後半の病気の際の対応方法や考え方は非常に参考になったので、読んでよかったと思いました。

母乳神話に振り回され産後3ヶ月くらいまで辛い思いをした私のような人がこれ以上増えませんように…。
こういった本を読んで、懐刀にして欲しいなと思います。

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2022年01月20日

Posted by ブクログ

タイトルの通り「そんなに頑張りすぎなくて大丈夫」という子育てに関するアレコレを、根拠を示しながらやさしく諭してくれる。

いずれ子供を持つことになったら改めて読んでみよう。

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2021年02月16日

Posted by ブクログ

子育ての押さえどころを学べる本。本書は子育てにまつわる根も葉もない話に惑わされず、今の医学的知識の範囲で正しい行動を取りましょうと教えてくれる本。「子育てはだいたいで大丈夫」というタイトルとは裏腹に、気に留めておくべき子どもの病気症状を細かく教えてくれる。「だいたいで大丈夫」とは、インターネットや一部の医師が「○○は危険」とか「○○しないとダメ」などという話について「そんなことはないから大丈夫」と教えてくれるというものだった。親としては必要以上に自分を責めず、子供の様子を注意深く観察したい。

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2023年04月15日

Posted by ブクログ

2020.08.10

けっこうボリュームがあったけれど子供の昼寝中にパパッとナナメ読み。
すでに知っている情報も、なるほど!という情報もあった。
子供が生まれる直前に読んでおくといざという時にあまりあたふたしなくてすむかもしれない。

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2020年08月10日

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