あらすじ
三億年前。超大陸。壁。
無限の書物。無数の流星・・・
「すべてを見せてあげる。だから――」
現代文学の極北に昇りつめ、
著者の一到達点を示す、
至高の書。
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Posted by ブクログ
何かで紹介されていたのかずっと「読みたい」に登録されていてついに読んだ形。ハードカバーで結構厚みがあるけど登場人物も多くはなく、文章のテンポ感が良いのでページをめくっていくのは難しくない。が、いつも使っている漢字と違ったり独自要素がありすぎて読むのが難しいレベルだと思う。ちょいちょいエロ要素もあり、最終的に前半で提起された「なぜ人類がいるのか(=恐竜時代の絶滅後に発展した哺乳類の進化系が人間なのにいるはずのない3億年前に存在しているのか)」という謎は結局解決せず、のほほんと終わるのでモヤモヤした感じ。
皇帝の描写が増えるにしたがって後半には脳内で佐藤二朗で変換される。