あらすじ
ほんとうのかなしみは、きらきらきれい……。世界でいちばんすてきなのは、大好きな人とおどることだよ。おどろうよ、かなしいときも、世界は愛と魔法にあふれているんだ。愛することも死ぬことも、あこがれも孤独も、どこまでもつづいている夢なのだから――と、抱きしめてくれた白くまの正体は……。昇華されたかなしみと夢が、きらきら光る物語。それは一生にたったひとつのあなた自身のメルヘンかも……。エキゾチックな香りにつつまれた表題作など、ビター・スウィートの大人のメルヘン13編。人を愛する心に響くほろ苦く素敵な物語。
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Posted by ブクログ
欲しい本を書きだしておく紙に、立原えりかさんの名前を書いてたら
母親が「この人の読んでたよー」と言っていたので
読ませてもらった。
昔、母親がこの本を本屋で注文するとき題名を言ったところ
店員に吹かれたらしい。
童話や絵本なら別にありそうな気がするんだけど…
さぞ頭の固い店員だったに違いない。
さて、題名から窺えるとおり童話作家さんの作品。
自分ももしかしたら兎なのかもしれないと考えたりする…
こんな世界も自分には必要不可欠だ!と思った。
今読んでるのは殺人事件の心理分析の本だけど。
妄想だと笑うか、メルヘンな世界を共感できるかは、
その人次第。