【感想・ネタバレ】筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。のレビュー

あらすじ

祖父が残した謎を解き明かすべく、美咲は大学一の有名人、東雲清一郎を訪ねるが、噂に違わぬ変人で……。著名な書道家なのに文字を書かず、端正な顔立ちから放たれるのはシビアな毒舌。挫けそうになるも、どうにか清一郎を説得。鑑定に持ち込むが――「気持ちに嘘はつけても、文字は偽れない。本当にいいんだな?」。鎌倉を舞台に巻き起こる文字と書、人の想いにまつわる4つの事件を描く、連作短編ミステリー。

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クセになる

清一郎の毒舌がクセになる(笑)ただ、あんなことされた松岡を傍に居させてることが不思議。まあ確かにバカで憎めないキャラだけど、やっていいことと悪いことがあるよね…。最後の「怒る」の章では誰が犯人か調べるまでもなく一目瞭然だったよねー。清一郎の書く文字について、謎が残ったなぁ。面白かったから、次も読もうかな。

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2020年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

妹より2作とも一度に譲受

文字にまつわる謎解き ミステリ(?)

他人の書いた文字を読まず、自分でも文字を書かない変人・東雲清一郎は、
筆跡からその書いた者の感情が読み取れるという特殊能力をもっていて、
またとても方向音痴ちう特殊能力も併せ持っている、
というキャラが際立ってますね。
同じ大学に通い謎を持ち込む美咲とのかけあい(?)も面白いです。

0
2016年09月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

鎌倉の大学を舞台に、書道部なのに他人の書いた文字を読まず、自分でも文字を書かない変人・東雲清一郎が不本意ながら書を読み解いて事件を解決する連作短編ミステリー。清一郎にときめかざるをえない( ˘ω˘ )口は悪いけど根本的には優しい人で、最初は美咲のことをバカ女呼ばわり&無視が当然だったのに、回を追うごと少しずつ心を開いて最終的には美咲のために携帯を買うまでにデレた時は思わずニヤリ…w警戒心の強い動物を手懐けたような、何とも言えない達成感がありますwそれと方向音痴なところが可愛くて、ツンツンしてる1話でも言い訳しつつもちょっと大人しいのがきゅんとした^^

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2016年06月14日

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