あらすじ
ヘルペスウイルスの研究者が首なし死体となって発見された。現場には引きずり出された内臓のほか、寒天状の謎の物質と、バイオテロを予告する犯行声明が残されていた。猟奇殺人にいきり立つ捜査陣であったが、彼らを嘲笑うように犯人からの声明文はテレビ局にも届けられる。首都圏全域が生物兵器の脅威に晒されるなか、捜査一課のキレ者変人刑事・鎌木らは犯人の手がかりを追いかけるが……。
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Posted by ブクログ
現実だったら怖すぎる一冊。
最初はサイコパス系の本かと思ったけど、動機が違ったことに驚いた。やったことは極端すぎるけど。
技術があっても資金がなくて完成させることができない治療薬は世の中に実現すると思うし、命とお金の天秤という表現はとてもしっくりきた。