あらすじ
父親とも母親とも違う、珍しい髪の色をした少女・ベル。
彼女が禁を破って迷い込んだ森の中で出会ったのは美女をさらう野獣だった。
彼女の身代わりでさらわれた母親、そしてそのことを責め続ける父親。
そして数年後、ベルの前に再び野獣が現れる。
「美」と「醜」をめぐる少女と人外の恋がはじまる――。
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Posted by ブクログ
由貴先生のダークメルヘン好きなので。
帯に悲恋とあるけれど、1巻ではまだその要素がないので首を傾げていたら、2巻の予告で成程となる。
今回はベルが父親と決別できるかに重きを置いているしなあ。
敵方のやり口がなかなかエグい。
野獣のキリルが想像より遥かにチャラい(軽い?)キャラだから、その辺りのダークさがいい感じに相殺されていた気がする。
不誠実ではないのだけど、俺様でヤンキーなキャラだった、野獣。
あと、由貴先生作品なので、いい人そうなリュカに裏がありそうでビクビクしてます。
本当にいい人だったら、ごめんよ。
巫女様も、もしかしてあの人じゃないかなと予想を巡らしつつ、続きを楽しみにしております。