【感想・ネタバレ】【電子限定おまけ付き】 砂漠の王は精霊使いに悠久の愛を誓う 【イラスト付き】のレビュー

あらすじ

【イラスト付き】水の精霊使いのリーファは王の命で、砂漠の国・アガスティア王国の水不足を救うため海を渡った。しかし、旅の途中で嵐に遭い海に投げ出されてしまう。その時の影響か、アガスティア王国に流れ着いたリーファの身体は八歳時の大きさに縮んでしまっていた。そんなリーファを助けてくれたのが褐色肌の青年・サラムで、実は彼はアガスティア王国の第一王子だった。リーファは八歳の姿のままサラムと共に砂に埋もれた国に潤いをもたらすため、水源を探す日々を送る。苦楽を共にするサラムとの間に友情が芽生えはじめた時、突如リーファの身体が十八歳の元の大きさに。その姿をサラムに見られてしまい、さらには想いを寄せられてしまう。ふたたび子供に戻ってしまったが、サラムは子供のリーファと大人のリーファが同一人物だとは気づかずに――?電子限定書き下ろしSSを収録!!

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伏線回収

とても面白かったです。
子ども姿の受けと冷遇の王子である攻めが砂漠に緑を!国に水を!と奮闘するのですが、
間にちょこちょこ、なんでこうなるのかなぁ、ということが起きます。でも精霊の加護がはっきりしないため、受けも読者もそんなものかな、と思わせる描き方。
ところが最後には見事に小さくくすぶっていた疑問をすべて回収しての大団円。

お見事でした。

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2020年05月20日

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