【感想・ネタバレ】なぜか印象がよくなるすごい断り方のレビュー

あらすじ

「信頼されたいなら断りなさい」
「え、でもわたし、ハッキリ断るのが苦手な性格なんです……」
このようなやり取りを何度もしてきました。

断言します。
あなたが断れないのは、性格のせいではありません。
断り方を知らないだけです。


この本は、
「今まで断れなかった人が、ちゃんと断れる人」になる方法を書いた本です。
しかも、断っても印象がいい人になる方法を。

そんなことありえない、と思う人もいるかもしれません。

筆者は15年にわたりクレーム対応研修で、のべ10万人以上の人たちを教えてきました。
クレーム対応が上手な人は、断ることが上手な人です。
ちゃんと断ってお客さんといい関係を築きます。
筆者はずっと「断っても印象がよくなる方法」を教えてきたのです。

これはクレーム対応に限ったことではありません。
日常のコミュニケーションでも、同じです。
ちゃんと断るほうが信頼されます。
そして、断っても印象がよくなる方法は存在します。

本書でお伝えする「断り方」は、言い換えると
「自分を大切にしながらよりよい人間関係を築く術」でもあります。
この術を身につけることはコミュニケーションの枠を超えて、人生全体に影響を与えるに違いありません。
ひとりでも多くの人が、自分を大切にしながらよりよい人間関係を築いて、豊かな人生を歩めることを願います。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

とても参考になった。第1章の思い込みを捨てようの内容が特に良かった。実際そういう思い込み持ってるなと気付かされた。誰かが察してくれる、とか思って我慢して無理するのは良くない。実際は誰も察してくれないのが普通。

0
2025年08月16日

Posted by ブクログ

嫌われたくないから、お願いされたら断れない。
なんでも承諾し、引き受けてしまう。
すると、自分の負担が増えるどころか、周りから「この人は何でもやってくれる都合のいい人」と思われる。
本書では、断ることで逆に相手に好印象を与えられる、かつ自分のストレスを軽減してくれる処世術が盛りだくさんな良書。
一番最初に例として挙げられていた矢沢永吉さんの断り方がまぁ素敵。
こんな粋な名言をさらっと吐けるってかっこいいなぁ。
3K「感謝→結論→感謝」は早速実践していきたい。
強気な相手に張り合おうとせず、正論で返そうとせず、話し合いの余地を作りながら、敬意も忘れず。
お互いが心地よく話せる環境を心がける。

0
2024年12月17日

Posted by ブクログ

断れず何でも引き受けてしまうことって
人生を損してる。自分の人生なんだから自分が本当にやりたいことに時間を使いたい。

感謝→結論→感謝

名前を呼ぶ

相手に喋らせる(息を吐かせる)

0
2023年07月13日

Posted by ブクログ

感謝→断り→感謝 を意識すること。
そこに尊敬が加わるとなお良し。

たしかに定型文ではない感謝の言葉が添えられるだけで印象はだいぶ違ってきます。
この本を読んだその日から実践できることだと思います。

その前に断ることすらモヤモヤとしてしまう人に向けての言葉が私には響いた。

人間は他人の欠点を見つけようとする習性があるため、人に対して評価がすごく変わりやすい。つまり、断っても断らなくても嫌われる可能性はあるから好き嫌いや心地の良し悪しで断って良い。
断ることでよりよい人生を歩める選択をした。そう思って断る勇気を持ってみようと思う。

0
2021年11月03日

Posted by ブクログ

わかりやすくコンパクトに断り方の基本がまとまっている。おすすめ!


【概要】
「断る」は誰でも身につけられるスキルである。断ることで、本当に大事なことに自分の時間を使えるようになり、人生を豊かにすることができる。

※ NOを言えない関係性などは薄っぺらいもの

【断り方の基本】
- 基本の3K(感謝(敬意)→結論→感謝)+クッション言葉
- 相手の名前を呼ぶ
- 3回感謝を伝える
- 断る理由は具体的に
- 自分を原因に断る理由を作る
- (例)大人数の飲み会が苦手で...
- 早く短くレスする
- 感情と論理を両方入れる

【断り方の応用】
- 相手と戦わない。
- 正しさを押し付けない
- 「一般的に」「常識的に」などはNG
- 質問する
- 一緒に考えてもらう
- しゃべらせてガス抜きさせる
- 自分で喋って自分で納得してもらう
- お願いには、交換条件でお願い返しする

【断る時の判断基準】
- 人生の優先順位
- 心地よいか否か
- 好きか嫌いか
- 断っても断らなくても、嫌われるときは嫌われる
- 出会う人や環境によって、自分に対する評価は変わる
- 人の評価は当てにならない。気にしなくて良い。
- 演じる

0
2021年05月17日

Posted by ブクログ

仕事でもなんでも、私自身も昔は人に対して断るのが苦手だった。
だけど、今は断ることも大切だと言う事はとても認識している。
自分の中でキャパシティーオーバーになって、相手に迷惑がかかる事をそのままにしておくことはできない。
できる事はできる!できないことはできない とすることこそ、相手に対しての誠実さだと私も思う。
だが、この本を読んで断れないのは自分の人生を生きていないのと同じとあって、本当にその通りだなと思った。
今だからこそ、私も断ることができるようになったけれど、昔の自分を顧みたら昔の自分こそ自分の人生を生きていなかったと再認識した。
自分のことを大事にすることが、相手を大事にすることなのだと、改めて知るきっかけとなった一冊だった。
断る事は有限な人生に余白を作ることだと言うことを真に感じた。

0
2023年09月24日

「ビジネス・経済」ランキング