【感想・ネタバレ】慰安婦のレビュー

あらすじ

これは反韓ではない。日韓、未来のために! 反日種族主義の象徴「慰安婦」のすべてがわかる!

第1章 「反日」が原理の国
第2章 おそるべき慰安婦問題の反響
第3章 心からの謝罪の無意味
第4章 老若男女・慰安婦問題、大論争
第5章 戦場の性欲とフェミニズム 第6章 弱者という聖域に居る権力者
第7章 43団体の言論封殺にわしは屈せぬ 第8章 朝ナマで見た凶暴な善意のファシズム
第9章 わしは広義の強制連行による漫奴隷だった!
第10章 右翼のレッテル貼をする女性に感謝
第11章 ゴー宣版・従軍慰安婦資料集
第12章 「従軍慰安婦」の真実
第13章 慰安婦問題の歴史
第14章 慰安婦問題の歴史2
第15章 過去を裁く現代人の奢り
第16章 慰安婦問題の歴史3
第17章 20世紀の女性の人権侵害とは「性奴隷」である

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

日韓の慰安婦問題について、過去のゴーマニズム宣言などから議論を振り返り、未来につなげようとする、極めて中道な一冊。

慰安婦問題が戦後数十年も過ぎてから唐突に現れて、中途半端な日本の対応と韓国の行き過ぎた反日があり、日韓合意も宙ぶらりんとなっている。強制連行から軍の関与の有無、それがいつの間に女性の人権問題にすり変わっている。

本書はそんな現況と過去の議論のポイントを整理した内容である。まもなく当事者が高齢のため亡くなり、過去を知らぬ人々のみでの議論となる危機感が執筆の動機。あとがきにあるが、数十年後にも有用なはずの内容である。

20年前は慰安婦の証言の信ぴょう性を疑い、当時の売春の制度の内容と結び付け大きく批判された小林よしのり。極右と言われた小林よしのりより今の安倍政権とネトウヨのが極右に思えるのが不思議。今となっては小林よしのりの方が中道に見えるから不思議である。

他の小林作品にも共通だが、この作家の場合、多くの文献に目を通し引用が多い。主観でなく客観的な意見には説得力があるように思う。

1
2020年02月08日

購入済み

特定トピックゴーマニズム宣言

慰安婦のトピックをベースとして、歴史検証、マスコミ報道、国際条約、各時代の価値観、表現の自由など考えさせられることが多い。同じテーマについての連載をこのような形でかなりの量をまとめて振り返ることで、当時の空気がよく伝わる。膨大な史料の引用でただでさえ文字が多めのゴーマニズム宣言がさらに文字が多くなっており、読むのに体力を使う。

0
2020年09月10日

Posted by ブクログ

文字数が多く漫画を読んでいる感はない。しかしながら、漫画だからこそ活字が苦手な人に読みやすくわかりやすいと感じる。

0
2021年03月04日

Posted by ブクログ

90年代に作られた強制連行説は20年以上前の熾烈な論争で論破されたはず。が最近、再び主張を繰り返し始めている左派、最悪となった日韓関係、女性の人権問題だったと思っている若い世代…そんな危機感のもと、歴史を正しく伝え残すために出版した。

なぜ今更慰安婦か、とも思いましたが、あとがきを読んで、その意義に納得しました。

1
2020年12月20日

Posted by ブクログ

日本でも、現地でも女衒に相当する業者が集めた慰安婦を提供。開設にあたっては軍が関与し、軍医が健康診断も。客を取りすぎたために炎症を起こしている場合は、休養を進めるも、慰安婦から働かせてくれと要望も。軍がいる時が稼ぎ時。軍の移動に着いていく時も。
日本軍は、無理な勧誘をしてはダメだと決め、そのような勧誘があったところは、閉めさせている。
が、中には、親が子を売ったことなどにより、本人が納得できてなかったり、心の整理がついてないケースも。しかし、1ヶ月もすると目線を送り、遊んでいかないかと声をかける慰安婦。
多くは、兵隊が気を使い、慰安婦は食事をしながら兵隊に指図をして、次々にこなしていたケースも。金額も決められていた金額よりも多く要求する事も。
軍の命令で慰安婦狩りを行ったとする唯一の証拠とされる吉田清治の著作物も、その後の著者へのインタビューでも、済州島での現地調査でもそのような事実は出て来ず、反対に何が目的でこんな作り話を、、、、と言われる始末。
それでも河野談話では、慰安婦強制連行を認めるような談話をしている。内閣官房としてはあらゆる資料を探してもそれを証明する資料がなかったにもかかわらず、韓国との密約で謝罪することになっているので、理屈をこねて、強制連行とは言わずに、甘言、強圧、本人の意思に反してと記述。
これがまた、禍根を残している。
この本とは違う見方をする本や記事もあるが、ここには、多方面からの情報が集まっていて、勉強になった。が、漫画なのに文字がすごい多くしんどい。このシリーズはみんなこんな感じで、重なる部分も多いが、とにかく情報量が多い。

0
2025年10月09日

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