【感想・ネタバレ】戦後と私・神話の克服のレビュー

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Posted by ブクログ

戦後の価値観のなかでなぜ己が保守的な言説を繰り返してきたのかを、あたかも吐露するような随想でした。相当のルサンチマンが蓄積されています。江藤淳の過酷な戦後の暮らしと喪失感について当時どれほどの共感があったのかはわかりませんが、戦後民主主義が掲げる理想に対して保守が私情をもって対抗する様はインティフアーダ的にも見え、左右から嘲笑と感動と両極端な反応があったのではないかと想像しています。

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2019年11月19日

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