あらすじ
「体育会系」と聞くと、熱い心を持った爽やかな青年が多くいる一方、組織になると近年世間を騒がせているパワハラ問題に見られるように、
・権力者に忖度する
・現在の体制を疑わない
・異質な者を排除したがる
・事なかれ主義に陥りやすい
といった特徴を持ってしまうことが少なくありません。
本書は、企業がこぞって欲しがる人材でありながら、権力を持つと高圧的な態度を取りがちな「体育会系」という存在の正体に迫り、正しい付き合い方を提案します。
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Posted by ブクログ
印象に残った点
- 体育会系は、認知的複雑性が低い。
- 長所のみを説明する方が良い。(短所を言うと、「それじゃ良いか悪いかわからないじゃないか!」となる)
- ちょっと疑問を口にしただけで「逆らう気か!」となる。
- 人物評価は、いいやつか悪いやつかしかない
- 複雑な他人を理解したりしないので、自分を理解してもらおうと思わない
- おだてとか、「頼りにしてます!」みたいな情に訴える感じが効く
やなやつだな〜としか思えないけど、勉強になりました。ストレス耐性が強い、社会構造に疑問を持たない、みたいな点は羨ましい気もするけど、そうなりたいかと言うと微妙…。