あらすじ
オメガである唐沢は、通常甘い香りであるはずのフェロモンが辛い匂いをしている。そのおかげで周囲にオメガであることを悟られず、ベータのふりをして友人の奄美、木嶋とのんびりした高校生活を楽しんでいた。だが、ある日の帰り道、アルファである奄美が「運命の番」に片思いをしていることを知る。しかも番相手はそのことに気がついておらず、じっくりと親交を深めている最中なのだという。唐沢は奄美の片思い相手を想像し、なぜか胸がざわつき…?
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
面白かった
アルファの高校生奄美とベータに擬態するオメガの唐沢。
設定が面白い。
アルファと言えば、傲慢なイメージなのに、奄美が運命の番を見つけたのが6年前。
自然に自分を意識して欲しいと友達のポジションに、元々鈍感な相手の唐沢は、ベータに成りすますのに忙しくまったく気付かない。
そこをナイスアシスト、木嶋君。
3人の関係が絶妙で、とても面白かった。
奄美の愛が深すぎて、もう感心するくらい
スパイシーなフェロモンという設定はかなり面白くて斬新に感じました。とは言えよくある話かなと思ったらあらあら?と各キャラ意外性とかあって楽しめました。