【感想・ネタバレ】ホテルポパン(1)のレビュー

あらすじ

山の中に建つホテルポパン。住み込みで働くヤヤさんと、彼女を慕う小学生のナツ、そしてナツの叔父であるオーナーと、スタッフのトビ、みちる、リウフェイ。毎日お客様をチームワークでおもてなしするポパンの人々だが、実はそれぞれわけありで……? 『本場ぢょしこうマニュアル』の有馬しのぶが、人生の暗い面をも優しく切なく救い上げる、ファン待望の大人のための群像劇。大幅加筆修正にて刊行された本作がデジタルでも登場!

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Posted by ブクログ

あぁ、やっぱり、この先生の描く漫画、心の染み込んでくるテンポが絶妙で好きw
全体的に温かい、いやな温さがなくて、こう、芯からじんわりと温まってくるような。こう、脹脛に蒸した濡れタオルを置いてもらった上で、背中を優しくマッサージされている気分になってくる・・・何か、余計に判りづらいかな? なら、近すぎもせず、遠くもせず、少し伸ばしたら指先を握れそうな距離感に腰掛けてくれる、かな?
ホテルの従業員が上から下まで、全員、一言では説明しづらい複雑な『事情』を抱えつつも、イジイジと腐ったりしないで前を真っ直ぐに向いているトコが、本当にイイ
出てくる料理がどれもこれも、喉を鳴らしてしまうほどに美味しそうなのも高ポイント
『コドモ』であることを自覚し、『オトナ』に一秒でも速くなるのを望むナツが、2巻でどんな人たちと出会い、どのようにヤヤの抱える痛みに寄り添い、どんな風に成長をするのか、そこが楽しみですね

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2013年03月06日

Posted by ブクログ

有間さんの作品のキャラたちはみんな哀しみを抱えながらも前向きに生きようとしている、というところが好き。

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2012年12月24日

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