【感想・ネタバレ】画家たちのフランス革命 王党派ヴィジェ=ルブランと革命派ダヴィッドのレビュー

あらすじ

マリ=アントワネットの肖像画家として貴族社会に愛されたゆえ、革命からナポレオン時代の初めまで亡命者として生きたヴィジェ=ルブラン。革命に身を投じたのち皇帝の首席画家となるも、ナポレオン失脚後は故国を追われたダヴィッド。王党派と革命派、女性と男性、そして肖像画と歴史画。対極をなすフランス近代の二大芸術家は、それぞれの運命を生き抜き、数多くの傑作を残した。200点超の図版とともに近代美術史の劇的な幕開けを描く。

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Posted by ブクログ

マリーアントワネットの肖像画家であるヴィジェ・ルブランは、フランス革命で命の危険を感じ、フランスから亡命。ヨーロッパ各地を旅するんだけど、それがすごく楽しそうというか羨ましい。フランス語以外は話せなかったようですが、なんとかなるんでしょうね。ローマ、ナポリ、ヴェネチア、ロシア、イギリス、スイスなどなど「旅する肖像画家」である。
ダヴィッド作『ナポレオンの戴冠式』はベルサイユ宮殿で見ました。壁一面のその絵は素晴らしかった。ルブランと比べるとダヴィッドは革命派で難しそうな人という印象ですが、妻や子供達との関係は良好だったよう。
2人とも長生きしたので良かった。

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2020年08月15日

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