あらすじ
著者は、コンサルタント会社を退社後、北京に留学。そこでひとりの資産家と出会い、さまざまな教えを受ける。1993年に帰国後、事業資金100万円で起業。山あり谷あり、倒産の危機を乗り越え、現在では急成長を続けるIT企業「ラクーン」の社長として活躍している。同社の資本金は3億4565万円、従業員80名を数えるまでになったが、成功した秘訣は、「お金を増やすことではなく、信頼してくれる人を増やすこと」という、華僑の大資産家の教えを忠実に守りながら、努力してきた結果であった。
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Posted by ブクログ
お金との付き合いかたを学ぶプロジェクトの一環として、この本を選択。
これからの自分の人生の流れとして、自分のビジネスを海外ですることになりそうなので、何もない状態から海外でビジネスをして成功しているものをサンプリングしようと思い、ユダヤと華僑がキーワードにでてきた。
ストーリーは日本の優良企業を脱サラした人が、中国へ留学してビジネス界の大物華僑と出会い、そこからビジネスを成功する秘訣を学ぶ。
ストーリーのタイプとしては「ユダヤ人大富豪の教え」と似ている。
だたこの本から学べたことは「日常生活から学び取る」、「信頼の大切さ」の二点だった。これまで学習しようと思うと読書、学校、ネットから始めていたが、そんなことをしなくても自分の日常生活の中には既にたくさんの問題や課題があり、そこから実際に自分の目で見て解決策を見つけたり失敗したりして学んでいくことができる、当たり前だけど忘れていたことを気付かせてくれた。
また、「信頼の大切さ」に関しては、用心深いというか疑り深い自分にとって、一度信じたらどこまでも信じるしかないといった旨が書かれていたことが新鮮だった。今の自分の中ももう少し信じてもいいかなと思い始めた。
今後も、お金との付き合い方を継続して学んでいく。もちろん読書やネットからだけではなく実生活からも。