あらすじ
<世界でたった一つ>が手作りの醍醐味。リズムにのって針を動かすと、何でも自分で作れちゃう。昔、母が編んでくれたお気に入りだったセーター。初めて編んだミトンの手袋のぬくもり。物を作る楽しさ、編み物の奥深さ。毛糸がつなぐ忘れられない思い出を愛を込めて綴る。読んで、見て、作って、三倍楽しい<手作りエッセイ>の傑作。
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Posted by ブクログ
タイトルにもあるように、著者の毛糸、編物に対する愛情が感じられる。
編物をしている人にとっては、あるあるな内容である。
後半の手編み仲間との会話では、各々こだわりポイントが違って面白かった。
残り糸の活用方法など、ためになる情報もあり面白かった。
勝手に著者を編物仲間と思い読んでいたので、文庫本のあとがきに、今は編物をしていないとあって少し残念だった。
Posted by ブクログ
編み物をはじめたくて、気持ちをより乗せるためになんか本を読みたくて。
表紙的に小説を予想してたけど、エッセイというかコラムというかだった。
30年前くらいだけど、そんなに変わらないのかなあと予想。まだはじめてないのでわからんけど。
旅先で毛糸や本を買うというのは、編み物にはまったらやってみたいなあ楽しそうと思った。
Posted by ブクログ
群さんがひたすら編み物について語る。
私も小学生くらいの頃、編み物をするのが流行り、かぎ針編みをしていたが、群さんのようにセーターのような大きなものを編んだり毛糸を見て何を作ろうと思ったり自分で考えて編んだり、ということは結局することはなかった。
けれど、この本には久々に編んでみたいな、棒針編みに手を出してみたいな、と思うくらい楽しそうな編み物体験談(?)が描かれていた。