あらすじ
大友義鑑のいたずら心から、肥後の巨漢武将と南蛮女との間に、子が生まれた。容貌のため人鬼と称された彼は、父から嫌われ、周囲から怖れられつつ、堂々たる偉丈夫に成長する。彼が合戦の先頭に立つと、敵はその迫力に逃げ腰となった。怪異な容貌と優しい心をもつ武士の数奇な人生を描く、ユニークな異色歴史小説。
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実在していたらしい混血の武将
九州で覇権を争い大友、龍造寺、島津が激突する時代を背景に虐げながらも成長していく主人公をドラマティックに描き出している。主人公の生き様は作者の創作とはいえ複雑な時代背景に違和感なくほぼ一気に読めた。登場する城のいくつかに足を運んでみたい。