あらすじ
旅立つ人のうしろ姿に、そっと声をかけたい。よい旅を!と。気ままにゆっくり、アジアの街をひとり泳ぐ。つらくて泣きたい夕暮れ時、人恋しくてたまらない夜もあった。台湾、ソウル、香港、雲南、チベット、マレー半島、そして熱風のインドへ。私の旅は、アジアから始まった。はじける元気と好奇心と哀愁に満ちた旅本。
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Posted by ブクログ
会話の後ろにその町の音が聞こえてきそうな気がする
いきいきとした、アジアの色々な顔が見えてくる本。
台湾の描写も紀行というより、一編の短編小説のようで
青年との出会いと別れは、旅する人のよさも切なさも
短い一編のなかに織り込まれているような
どこからか古い台湾の音楽が流れてきそうな気がする
候孝賢に映画化してほしいような話