【感想・ネタバレ】SCS ストーカー犯罪対策室(上)のレビュー

あらすじ

白井有梨が所属する新品川署ストーカー犯罪対策室(SCS)には、日々ストーカーにまつわる相談が寄せられている。解決に奔走する一方、有梨自身もSと名乗る人物から、無数のメールを送りつけられていた。監視しているような内容のメールを、いったい誰が、どうやって? 有梨は数々のストーカー犯罪と対峙しながら、自らの問題を解決できるのか!?

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Posted by ブクログ

白井有梨が所属する新品川署ストーカー犯罪対策室(SCS)には、日々ストーカーにまつわる相談が寄せられている。解決に奔走する一方、有梨自身も「S」と名乗る人物から、無数のメールを送りつけられていた。監視されているとしか思えない内容のメールを、いったい誰が、どうやって?有梨は数々のストーカー犯罪と対峙しながら、自らの問題を解決できるのか!?ストーカー対策専門チーム“SCS”が、様々な事案に挑む。

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2020年11月30日

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一章ごとに話が違って読みやすかったです。多種多様な事件で面白かったです。主人公のメールの主が気になる。

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2024年07月04日

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作品では様々なタイプのストーカーが描かれています。

それと並行してストーカー犯罪対策室に勤務する主人公の白井有梨自身がストーカーされており、その謎のSの正体を推理しながら読めると言った二重に楽しめるエンタメ小説となっています。

ラストに向かっては臨場感のあるハラハラ・ドキドキの展開が続き、ミステリーを超えたホラー要素も感じ恐ろしかったです。

そしてSの正体は解らぬまま下巻へ続きます。

結末が気になって下巻も楽しみです。
ジワリと忍び寄る怖さで、謎解き要素もあり怖いけれど楽しめます。

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2021年05月20日

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五十嵐貴久『SCS ストーカー犯罪対策室 (上)』光文社文庫。

新品川署ストーカー犯罪対策室に所属する白井有梨を主人公にした連作短編形式の物語。様々なストーカー事件に対応する白井有梨は自身もSと名乗る人物から不気味なメールを多数送られていた。

上巻を読んだ限りではストーリーの全貌が読み取れないが、白井有梨らが取り扱うストーカー事案はさほど興味を惹くものではなく、白井に付きまとうSの正体こそが、ストーリー根幹を成すものと思われる。

上巻の終盤の展開は有りがちではあるが……

本体価格720円
★★★★

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2020年01月12日

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ネタバレ

新品川署のストーカー犯罪対策室(SCS)に所属する白井有梨。数ヶ月前からSと名乗る人物からのメールを受け取り続けている。有梨を監視しているとしか思えない内容。SはSCSのメンバーなのか。疑惑を抱きつつ、有梨は数々のストーカー事案に対応していく…。
有梨が対応した5件の事件を収録。遠峰良子の事件(不審な投函物を受け取った不倫経験のある主婦)、松野公雄の事件(不審な声が聞こえるとノイローゼになったサラリーマン)、篠崎未架の事件(大量のファンレターで殺害予告を受けた人気若手女優)、小山純子の事件(恋愛問題から生じた老人ホーム内でのいじめ相談)、早川沙紀の事件(大学時代の恋人から付き纏われるOL)。
ストーカーというとどうしても恋愛関係のイメージが多いが、この本を読んで単純に嫌がらせ目的のものも多いのかなと思った。小山純子の事件はこの後交際相手の男性とはどうなるんだろうというのがどうでもいいけど気になった。なかなか強かな女性のようだけれど…女の人はいくつになっても女の人なんだなぁ。こわいなぁ。

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2024年11月24日

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ネタバレ

新品川署ストーカー犯罪対策室所属の女性警察官、白井有梨
彼女もストーカーの被害者
数々のストーカー事案を捌き、自身のストーカーにも神経を集中
警察官以前に女性
怖さは一般人と同じ
読んでいる私も恐怖…特に終盤
下巻は、どんな展開が…

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2023年02月01日

Posted by ブクログ

ストーカー対策室所属の女刑事が主人公。
ストーリーは短編5話て形成されている。
1つ1つで完結していて、読み進めやすい。
裏テーマとして、主人公は謎の人物sから行動を監視されたようなメールを頻繁に送られている。
この裏テーマが最終的に下巻で回収されるようなので
引き続き読みたいなと思いました。

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2022年10月02日

Posted by ブクログ

ストーカーとひと口に言っても若い女性につきまとうだけじゃなくて、いろんなパターンがありますね。
何度も触れられている通り、通常の好意の表現とストーカーの境界線を定義するのは難しいと思う。
何でも警察を呼ばれたらたまったもんじゃないし。
ハラスメントと同じように、相手の気持ちを斟酌することが大事だということだろう。
Sの正体が誰なのか、警察内部の人間なんだろうけど今のところ全く予想ができません。

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2022年07月20日

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