あらすじ
両親を相次いで亡くし、独りぼっちになってしまったアーシュ。現代日本で生きた記憶があるものの、幼いゆえにそれを活かせず7歳で孤児になってしまう。そんな中ギルド長の紹介で、同じく孤児の仲間たちと一緒に暮らすことに。そこで仲間たちとの金銭感覚の違いに気づく。
「今度こそ、私の知識を活かしてみせる!」
自炊に貯金。朝食・ランチの販売から宿屋経営へ! せっかくの魔法世界、楽しんで利用しなければ損じゃない? 前世の知識と魔法を組み合わせ、私の小さな手でもこの世界は変えられる!
※本作品は『この手の中を、守りたい』1~3巻を1冊に収録しております
感情タグBEST3
幼くして孤児となりながらも、前世での知識を活かして、孤児仲間たちと頑張って成長していくアーシュが健気。悪意に鈍感なアーシュに、ハラハラしますが、セロたちの優しい愛情に守られながら、冒険者としても精一杯生き、子羊仲間の絆も深く、これからの帝国での学園生活がどのような展開になるのか、楽しみです。
さらっとした書き方
お話はサクサクとさらっと進んでいきます。
孤児の子達の奮闘話ですが、周りに助けられ、自分達も頑張って進んでいく、温かいお話です。
登場人物多いです。
ただ、私はもっと苦しくなるような紆余曲折あるお話が好みなので、もう少し掘り下げてあってもいいのにな~と思いました。