あらすじ
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万葉集の収録歌数は、日本最大の4,516首。
もはや、歌を「集めすぎた」と言っても過言ではありません。
カスな奴らが、身勝手なイタい歌を詠んでいたりするのです。
「付き合ってくれないなら死ね」
「こいつイケメンなだけだった」
マゾ、(ひとり)ぼっち、ロリコン、不倫、放火...。
日本一ヤバい万葉集「逆ベスト版」が誕生!
人気BLマンガ家・雪路凹子氏の美麗イラストで、
(ほぼ)全員美男美女に!
生徒数日本最多の古文講師・岡本梨奈氏の解説も充実。
日本人は1,300年前からダメダメで美しかった...!
「きみを愛してるけど
二人でいるの見られたくないんだ」
「まさか既婚者だったなんて私バカみたい」
「口説いた女がめんどくさい」
「布多富我美はイヤな人でーす」
感情タグBEST3
今も昔も。。
面白い 超訳だからこその楽しみ、おかしみが溢れた一冊。万葉の時代から、いやもっとずっと前から、ヒトは変わらないのだなと。これなら、古典に興味のない生徒達も楽しめそうだけど、授業にも受験にも取り上げられないだろうことが残念。
Posted by ブクログ
現代語訳と原文もちゃんと記載されてるのでそれをみながら「へぇ〜こんな意味なんだ…」って知ることもできるし、何より面白かった。昔の人もまあいろんな意味でいろんな人がいたんだなって…。和歌って厳かなイメージがあったんだけど、これ読んだらわりとほんとに口からぽろっと出る感じだったんだなと。
Twitterみたいな感じか。そら色んな句があるわな。
Posted by ブクログ
かなり読みやすくて面白かったです。
大学で日本文学を齧ったので、万葉集が割と有象無象といった様相を呈していること自体は存じていましたが、こうしてイラスト付きで意訳されるとより一層面白いなあと感じました。
現代に至っても流行りの歌はラブソングばかりですが、当時からそれは変わらなかったのだなあと思うと、昔の日本人に親しみを感じてしまいますね。
Posted by ブクログ
万葉集って綺麗で、魅力的なイメージがあったけれど、いっきにくつがえされた。
絵も綺麗だし、解釈の仕方も面白いし、とにかく
「こんなの載せていいの⁉︎」って思うようなものがたくさんあった。
Posted by ブクログ
注目ポイントが優美な歌ではなく、さんねんな歌と言うのが面白い。堅苦しい内容ではなく笑い有りの分かりやすい解説。クズ男、ホントクズ男(笑)。
解説の主観に同感w
挿絵のイラストも綺麗で残念野郎たちを分かりやすくしてくれてます。
でもちゃんと原文、現代語訳、用語の説明も有り。
Posted by ブクログ
ざんねんな歌もあるんだという驚きとその魅力を楽しませていただきました。ただ、解説が感情的すぎて「そこまで言う?」と可哀想になったためこのような評価にしました。イラストや現代訳もあるためあっという間に読み終わりました。