あらすじ
その旅は、一粒の真珠から始まった――。
明治16年、みつは故郷の島を追われて四国の山奥をさまよっていた。空腹に耐えかねて意識を失い、次に目覚めたときには天国のような温かい場所にいた。助けてくれたのは正忠という青年とその家族で、彼らのあたたかさに触れるたび、みつの心は隠された秘密による罪悪感で痛む…。一粒の真珠が、市井の人々のもとに奇跡を運ぶ、感動のオムニバスストーリー第一章:似非遍路・上を収録。
感情タグBEST3
匿名
お試しで一話を読むことが出来ましたが、まだ物語の全容が見えにくく把握できていないので良い悪い判断難しいですね。
作品の雰囲気は良さそうですけど。ミツという女の子の話は2話までなのかな?ハッピーエンドになってほしいです
この巻だけだと分からない
あらすじに「真珠」と書かれていますが、この巻には出てこないので、あと何巻か先の話なのでしょうね。
この巻では、食べ物を泥棒をしながら旅を続けていた少女がついに倒れ、とても暖かい一家に助けられる展開までです。
泥棒という犯罪をしていた過去を一家は知らず、ただ純粋に親切心から衣食住を提供してくれる。そのことに苦悩する少女。
普通の暮らしを手に入れられなかった少女の、これまでの辛い生きざまだとか、生きるためには食べ物を盗むしかなかった状況だとか、可哀想で先が気になります。