【感想・ネタバレ】八百森のエリー 2巻のレビュー

あらすじ

人と野菜を繋ぐ仕事、青果流通の要の中の要、それが仲卸!
そんな仲卸業の基本は「必要な商品を」「必要な数量」「必要な場所に」「必要な時間に」届けること。
菌床椎茸に越冬じゃがいも、昔懐かしいトマトの取り扱いに忙しくも充実した日々を送るエリーとのりたま。
ある日、夏いちごをきっかけに元カノの結衣と再会したエリー。
宙ぶらりんな状態になっていた二人の関係だったが、社会人としてだけではなく、人間としても成長していくエリーだった。

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sun

購入済み

リアリティと野菜愛がいっぱい

青果仲卸業のリアルな世界をさらに掘り下げ、エリーの成長と市場の魅力を鮮やかに描いた良作です。
宇都宮市中央卸売市場を舞台にした青果仲卸業をテーマにした漫画ですが、仔鹿さんの夫が青果仲卸業に25年以上従事している実体験を基に描かれており、宇都宮市中央卸売市場や農家への取材が反映されています。そのため、リアリティと野菜愛がいっぱいに詰まった作品となっています。



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2025年08月04日

匿名

購入済み

おもしろいてすね〜ヽ(=´▽`=)ノ
野菜のことがこんなに気になったのは初めてです
でてくる野菜がとにかくおいしそうなんですもん!

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2022年09月29日

ネタバレ 購入済み

農家の思いをとどけるために

農大を卒業後大学院に進み研究職に就くと思われていた青年が野菜の仲卸に就職したお話の第二巻。

農作物をこだわってつくる人のそのこだわりっぷりに天井はない。
代理でしいたけの担当になった倫珠(のりたま)
実家がいちご農家だったために野菜に関する知識は少ない。
そんな彼が担当したシイタケ農家は菌床栽培で生産している。
一般的にシイタケは原木栽培の方がおいしいといわれていて価値がそちらの方が高い。
しかし、窪田さんが作っている菌床栽培のシイタケは見た目から味まで原木に引けを取らない。
震災後、原木栽培でもハウスを使うようになった農家は多く、ただ彼の父はほだ場にこだわっていた。
そんな父を見て、ハウスの菌床栽培でも外で作る原木栽培に引けをとらないものを作ろうと決意したのだった。
そんな親子の思いに触れたのりたまは日光のホテルの料理長から原木シイタケを至急30㎏ほしいと無茶ぶりされる。
原木は数をそろえるだけでも苦労するので、相手が原木シイタケを所望しているなかあえて、窪田さんの菌床シイタケを提案する。
結果成功する。

相手の注文とはあえて違うものを用意する目利きと熱意がこの仕事には必要で、そのために生産者の思いを知ることがとても大切なんだなぁと実感した。
おいしいシイタケが食べたくなった。

#ほのぼの #癒やされる #タメになる

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2021年05月07日

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