【感想・ネタバレ】黎明 悪食5のレビュー

あらすじ

死者しか描けない妖精画家――大人気シリーズ堂々の完結!! 生きた人間を描くと、筆を置いた瞬間その命を奪ってしまう──画家として、忌まわしい異能に目覚めてしまった水琴(みこと)。その謎を解く手がかりを求めて、水琴は恋人の泉里(せんり)と故郷の桐ヶ島(きりがしま)を訪れる。ところがそこで、ひとり神隠しにあってしまい…!? 百年の時を遡り、飛ばされた明治時代──高祖母・琴音(ことね)が生き、泉里と瓜二つの若き当主が治める村で、全ての謎が明かされる、シリーズ衝撃の最終巻!! ※口絵・イラスト収録あり

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珠玉のエピローグ

これはしてやられた感がハンパないです。
エピローグに唐突に割り込んだ印象の、とある少女のエピソード。まさかこれがあの時点に繋がるとは。
そして日本人には馴染み深い『輪廻転生』設定。これもともすれば陳腐でありがちな物語になってしまうところを、これ程美しい物語に昇華されているところがさすがです。
メインキャラの行動が『犯罪』になってしまうところもありますが、フィクションですしいちいちあげつらうのも野暮でしょう。
現代ものファンタジーとして珠玉の作品のひとつかと思います。Let's 再読!

#感動する #エモい #深い

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2025年10月25日

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