あらすじ
外見を評価し合う社会に、くじけなくていい
みんなが正解と思い込んでいる「可愛さ」にさよならを
Chapter 1 顔ですべてが決まることもある
なぜ、ブスは内面を磨くことを求められるのか?
Chapter2 絶望を飼って生きる
誰かのためじゃなく、自分のために。整形は犯罪ではない
Chpater3 恋愛はオムライスの上のパセリ
コンプレックスがあっても自信はつくれる
Chapter4 幸せの予約をぶん取る
他人のペースと違ったっていい。孤独をおびえる臆病さは捨てる
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
非常に面白かった、というか、興味深く読んだ。女性全員が著者のような考えを持っているわけではないはずだけれども、「可愛い」という概念に対する男性の意識、それに不本意にもしばられる女性の意識。端的に言えば「承認欲求」ということになるかもしれないが、「可愛い」という言葉にこだわった承認欲求から離脱した時、逆説的にようやく「承認欲求」を感じることができるのかもしれない。
この本は男性もぜひ読むべきだと思うし、自分が持っている「可愛い」に対する意識が、相手にどう受け取られているかは、一度考えておいて損はないと思った。結構、随所に刺さる文が散りばめられています。ぜひご一読を。
Posted by ブクログ
自尊心を持つのは大事だけれど、
プライドのレベルを調節できるようになると楽になる
youtubeを観てて、芯があって人を傷つけないような話し方をする人なんだなあと思ってた。本を読んでその背景を少しだけ知ることができた気がする。
書かれてるだけではないもっと壮絶な経験もしてるだろうけど、そこから自己分析して自分のことを知って、強くなっていく轟ちゃんはすごくかっこいい。
お守り言葉のうちの一番好きな言葉を引用しておきます。
Posted by ブクログ
「ブスという悪口は稚拙で中身がない。だが劣等感を育てるには最適な畑だ。」という言葉が印象的だった。美醜にどうしてこんなにも囚われなきゃいけないんだろう。人から言われる可愛いという言葉を信じることもできず、写真は全て加工を施し、横顔は加工しようがないから撮られないようにする自分に嫌気がさす。だけど、読んでいる途中で心が痛くて読むのを辞めてしまった。わたしには整形をする勇気も、もしかしたら心の底から受け入れることは出来ないのかも。
Posted by ブクログ
顔にコンプレックスがある私は読んでて辛かった。
普通になりたいだけなのに、そのために努力することを否定されることはキツい。
でも、全員が普通だったら普通の概念なんて存在しないよなあ~
Posted by ブクログ
可愛くないとそもそも中身も見て貰えないよなあなんてずーーーーっともやもや抱えてること多いけどそんな自分も全部含めて愛してあげたい(T_T)できること全部やろう、
Posted by ブクログ
整形アイドルなんていうYouTuberがいることすらも知らなかったので、中々衝撃的な内容に驚いた。
語り口は、はあちゅうさんに近い。
私は女性だし、自分もブスだと言われていじめられた経験からも気持ちが痛いほどによくわかる。
しかしながら、この本でどれだけそれが通じるかなぁ。。。
ターゲットは若い層の女性かな。
賛否両論あるとは思います。
私は嫌いじゃない、名言の詰まった本だと思います。
Posted by ブクログ
様々な人々がメディアに露出するようになった今、外見至上主義の傾向は更に強くなった印象を受けます。〇〇は可愛い、〇〇はブスだから無理、などの外見を評価する風潮はどのコミュニティーに属してもあった気がします。
人間だから、誰しも外見の良し悪しのレッテルを他人に張りたくなる気持ちも分かりますが、それによって相手を傷つけてしまうケースが多過ぎると思います。
本書は読者によって受け取られ方が様々と思いますが、苦難を数々経験した著者の言葉だからこそ、何か刺さるものがあると思います。
Posted by ブクログ
轟ちゃんはまだ若い。この本の内容も、半生、とすら言えないかも。だからこれは彼女が完全に悩みや障害を「乗り越えた」本ではないのだけど、いろんな失敗や経験があっての、等身大の人間らしさが詰まっている。整形はリスクがある。この先もメンテナンス、お金のこと、色々懸念は尽きないだろうけども、現状を変えるために一歩踏み出すその気持ちが、人生を変える。
Posted by ブクログ
少し前の深夜にふと読み始めた「明日、私は誰かのカノジョ」が面白すぎて止まらなかったので一気に8巻くらい(ホストの話?)読んじゃったんですが、そこで出てきた整形の話が印象に残ったので「整形か…」と思いながら辿り着いた一冊。これまで全く縁の無いジャンルということもあって、本屋に行って恋愛や男女観について書かれた本が並んでるコーナーを見て、(こんなコーナーが存在していたのか…いやそりゃあるよな)と思いながら本を探してました。
「そうよなぁ…」としみじみ共感するところもあれば「それはどうだ…?」と首をかしげるところもあって、自分の中で静かに意見交換を楽しむように読みました。YouTuberとして活動しているだけあって、自分の意見や考えをありのまま文章に込めている雰囲気が伝わってきて、「こんなことを言うと○○だと言う人もいるかもしれないけど」という、先回りして制しておく言葉が何度も出てくるあたりに人間味がにじみ出たりしていて、勝手に微笑ましく思ったり。
自分は多分、本当に親しくなった人以外への情はティッシュより薄いほうなので、整形に関しては「本人がしたいならいいんじゃない?」という考えになるんじゃないかな…。見た目のことを言うとルッキズムだなんだと騒がれることも増えてきた昨今だけど、本能の赴くままに「美しいと感じる」ことそのものに無理矢理蓋をしようとするのはなんか違うと思うので。
Posted by ブクログ
外見のことで強く苦しみよくない方向へよくない方向へ進んでいったことを赤裸々に語った前半が面白い。「性格をよくすればいいじゃん」とか言われても、こんなブスなんかがおこがましいことをしてしまっていいのかと劣等感に苛まれる。見た目と性格は離れがたい関係。外見至上主義が憎い。そんな世の中と上手く付き合っていくしかないのかな。