【感想・ネタバレ】思い出の修理工場のレビュー

あらすじ

【スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーに師事し、
『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』などの作品を支えた
アニメプロデューサー、初のファンタジー小説!】

うまく友達をつくれない少女ピピが迷い込んだ、
ふしぎな「思い出の修理工場」。

そこでピピが出会ったのは、
せっかちで小鬼のようなズッキ、
白ヒゲの親方ジサマ、
朝は少女、昼は大人、夜は老女になる
レディ・ミス・ミセス・マダム……。
ピピは、初めてできた仲間たちとともに、
人間たちから思い出を奪い、工場を閉鎖に追い込もうとする
「黒いエージェント」に立ちむかうが……?

ピピの、勇気の物語が、はじまる。

【読みはじめたら止まらない!】
友情と挫折、仕事と人生。大切な人との別れ……。
十歳の主人公ピピの成長を通して、
生きること、働くこと、人と関わることの素晴らしさを堪能できる、
新たなファンタジー小説が誕生しました!
ミヒャエル・エンデ、『ハリー・ポッター』シリーズ、
スタジオジブリ作品を愛する人、
忘れられない思い出を抱いたすべての人々に、ぜひ読んでいただきたい傑作です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読んでいて、自然と笑みがこぼれました。
ピピのおじいちゃんに対するひたむきな想い、学びに対する素直な姿勢...読んでいて私も童心を思い出しました。そしてそんなピピがアシトカ工房でみるみる成長していく姿には、とても勇気づけられました。

特にすきな場面は、博物館でご飯を食べる夜、ピピがおじいちゃんとの記憶を思い出した後、顔をあげたら3匹のクマ、ミーシャメーシャムーシャがほほえみながらピピを見ているシーン。柔らかくあたたかい世界がとても素敵でした。

また、会話の中に、生きていく上でためになる、心の支えになりそうな素敵な知恵が散りばめられていました。本当にたくさんあった中で、「人と比べない。」「目の前のことを1つ1つ積み重ねていくうちに幸せはいつの間にか手に入っているもの。」この言葉が私の心に強く残っています。

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2020年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

少しハラハラしながら一気読み
「覚えていないのではなく、思い出せないのかもしれないよ」というエルンネの言葉は、銭婆の「1度あったことは忘れないものさ、思い出せないだけで」を意識してるのかなと思ってしまいました。考えすぎかもしれないけど。

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2021年07月30日

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