【感想・ネタバレ】思い出の修理工場のレビュー

ユーザーレビュー

ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年04月05日

読んでいて、自然と笑みがこぼれました。
ピピのおじいちゃんに対するひたむきな想い、学びに対する素直な姿勢...読んでいて私も童心を思い出しました。そしてそんなピピがアシトカ工房でみるみる成長していく姿には、とても勇気づけられました。

特にすきな場面は、博物館でご飯を食べる夜、ピピがおじいちゃんとの...続きを読む記憶を思い出した後、顔をあげたら3匹のクマ、ミーシャメーシャムーシャがほほえみながらピピを見ているシーン。柔らかくあたたかい世界がとても素敵でした。

また、会話の中に、生きていく上でためになる、心の支えになりそうな素敵な知恵が散りばめられていました。本当にたくさんあった中で、「人と比べない。」「目の前のことを1つ1つ積み重ねていくうちに幸せはいつの間にか手に入っているもの。」この言葉が私の心に強く残っています。

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Posted by ブクログ 2020年03月14日

主人公ピピを近くで見守っているような感覚になる優しい物語。その中に、仕事の本質、思い出の扱い方、未来との向き合い方など、大切なことが散りばめられている。楽しい思い出も悲しい思い出も、全部ひっくるめて修理する、こんな工場が存在したらと思うと心が暖かくなった。

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Posted by ブクログ 2020年03月28日

あちらの世界とこちらの世界を繋ぐカイザーシュミットの工房.お祖父ちゃんの思い出を力にピピが壊れそうな世界を取り戻す冒険あるいは修行.遊びの世界と職人芸の混じり合った楽しい物語.

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年01月08日

うまく友達を作れない少女ピピは、修理工場を営む祖父が大好きだった。ある日、祖父が亡くなったが、その時の記憶をピピは無くしてしまう。

意地悪な市長の娘に大切にしていた人形を壊されたピピは、その人形を直すため、不思議な世界に入り込んだ。そこの修理工場で祖父の友人ジサマや親切な仲間たちと一緒に働く。

...続きを読むそこは傷付いた思い出を美しい思い出に変える工場だった。

その頃、ピピの住んでいる町では、古い思い出を捨てさせようとする「黒いエージェント」たちが市長に取り入って町を破壊しようとしていた。町のためにピピは仲間たちと立ち上がった。

美しい装丁、表紙だけでなく本文部分にも色の違うページがあったり、可愛い挿し絵があったりして絵本のように楽しめた。

作者がジブリの元プロデューサーという事で、ヨーロッパ風の美しい町並みや、美味しそうな料理、ガチャガチャした修理工場の様子が目に浮かぶような描写が素晴らしかった。

ファンタジー小説はあまり読んだことがないが、雰囲気としては「モモ」に通じるところもあり、内容は哲学的でもあり、子供向けというよりも大人向けの本かもしれない

映像化が楽しみ

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