【感想・ネタバレ】トヨタ式「すぐやる人」になれる8つのすごい! 仕事術のレビュー

あらすじ

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“一見、ムダに見えることこそ、やってみる、すぐやってみる”

トヨタ式の普及で有名な若松義人の会社の顧問として、トヨタ式の実践現場や、大野耐一郎氏直径のトヨタマンを幅広く取材、書籍やテキストの制作を主導してきた著者による最新刊。

トヨタ式の考えかたは、1人で100歩も200歩も進むようなカリスマを育てるのではなく、「普通の人」が「正しい努力」をすることで、着実に1歩、2歩、3歩と進み、やがてチームとしておおきな進歩を達成することを目指すものです。
大事なのは、普通の人1人1人がどれだけ非凡な成果を挙げることができるのかということ。

そこで大事になるのは、まず「やってみる」ことです。「すぐやってみる」「問題があれば改善する」を習慣にすることで、確実に成果はでます。
そうした「すぐやる人」を育てるためにどういったコツが必要なのか、本書では“誰でもできるのに意外と知られていない”92のコツを通して解説します。

【ご利用前に必ずお読みください】
■誌面内の目次やページ表記などは紙版のものです。一部の記事は、電子版では掲載されていない場合がございます。
■一部マスキングしている写真、掲載順序が違うページなどがある場合がございます。
■電子版からは応募できないプレゼントやアンケート、クーポンなどがございます。以上をご理解のうえ、ご購入、ご利用ください。

《目次》

[はじめに]一見、ムダに見えることこそ、やってみる、すぐやってみる

【第1章】─トヨタ式すぐやる人になれる「スピード仕事術」
第1話 アイデアは、議論するよりもまず「やってみる」
第2話 トヨタ式仕事時間を60分の1に短縮する方法
第3話 仕事のスピードを上げたいなら「今日のことは今日片づける」を習慣にする
第4話 いきなり大きな改善に取り組むな。小さな改善を積み重ねよ
第5話 やり直し、手直しほど時間をロスするものはない

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Posted by ブクログ

ネタバレ

失敗したら、失敗したことを見える化する、問題を見える化すると、協力してもらえる。やり方がわかる人に協力してもらえると感じた。
ミスをしないためには、集中力や、忍耐力といった人を土台としたところに頼って、失敗したときに詰めるのではなく、ミスしない仕組みづくりにベクトルを向けるべきだと感じた。
私自身の生活でもそうしていこうと思う。

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2021年10月14日

Posted by ブクログ

日々の小さなことへの配慮や対策、省きの積み重ねで会社は大きくなっていく。
また、ものづくりとは人づくりであって、人材教育がうまくいかないとものづくりもうまくいかない。
社員一人一人が改善に改善を重ねていくことで会社は大きくするかつ社員全員が快適に仕事をこなすことができるとわかった。
仕事に打ち込む上で重要なことが多く書かれているのでしっかりとメモしようと思う。

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2020年01月08日

Posted by ブクログ

【内容】課題や目標を解決するためにすぐに行動するためには?というのがこの本の趣旨である。それを具体的に架空のトヨタ社員に準えて91話にまとめてある。
すぐに行動といってもありきたりであるが、この本では思考レベルでなく具体的な行動レベルまで落とし込んでいる。例えば、仕事のスピードをあげるという課題に対しては、ただ「がんばる」のではなく、時間を構成する動きを要素分解して仕事の中身を改善していくことが語られている。またそれを部下や上司、チームとして動く周りの人物へどう押し述べていくか、その「トヨタ式」の方法が具体的に書かれている。平凡な社員が集まり「世界のトヨタ」になり、そして頭でっかちにならぬよう日々進化し続ける「トヨタ式」の仕事術をこの本では学ぶことができる。

【対象となる人】新入社員、上司へ自身のやりたいことを主張したい者、部下を持つ者など企業で働く全ての人のバイブルとなりうる。

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2020年05月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

共感することはいくつかある。
やり直しは本当に無駄だし、
しんどいと思ったら楽な方法を思いつくチャンスというのもよく分かる。
改善するべきことあがるからしんどい訳で。

集中しろ、気をつけろは無駄な言葉というのもその通り。
ミスできないようにするのが正解だ。人はミスするものなのだから。

会議も基本無駄なので時間を減らすべきだし、
無駄な資料を作らないのも大切。
小さなミスも再発防止ノートにつけて繰り返さないことも意外とみんなやらないのだろうか。

わかったとできるの間には雲泥の差がある。
わかったかと聞けばわかったと普通答えるのだから
わかっているかを部下の動きを見て確かめフォローするというのは良いな。
上司にそういうマインドがあってくれれば救われる。
大体わかったかと言ってわかったと言わせ、できないと頭ごなしに怒鳴るのが上司というものだ。

改善はどこまで自分事にできるか。
他人事だと思っていると改善できない。
なんでもそうだと思う。

計画を立てるとき、うまくいかなかったらを想定しておくのも大事だが
意外とこれも見落とされがちなのではないかと思う。

部下の話を聞く時は、仕事の手を止めて聞け。
もし時間がないなら、いつ話を聞ける日をその場で決めろ。
これも本当に徹底して欲しい。
単純に人間として失礼な態度を取る上司も結構いるからなと思う。

成功パターンに頼り、同じ成功を繰り返すと失敗するというのも興味深い。
成功したなら良いことではないかと一見思うのだが
失敗は成功の元というように成功しかしていないと
失敗した時の痛手が大きそうだ。

目標は、手の届く相手ではなく、世界最高の相手を選べ
が如何にもトヨタっぽいなと思った。

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2023年06月28日

Posted by ブクログ

経済経営コンサルタントの著者がトヨタの仕事術について自身の取材などに基づいて書いた一冊。

まずやってみることや先送りにしないこと、
やり直すことのないよう報連相や準備をしっかりするなど仕事の基本を徹底して繰り返してきたことがトヨタの強みでここまで成長してきたと感じました。
また、整理と整頓の違いや整頓してもそのままにしないことや持続させるためのコツも知ることができました。
三ムの退治の仕方やA3の紙にまとめることや大きな改善には小さなPDCAを回すことなどトヨタが今まで培ってきたノウハウを本書で学ぶことができました。
歴代社長のエピソードも多く書かれており、特に大野氏のエピソードは多く書かれていました。
また、成功を繰り返さないことや改善はいい時にやることなどは普通にない考えで参考になりました。

他の人が見てもわかるよう可視化することや考え抜くことや成功するまで諦めないことなど当たり前にできそうなことを積み重ねていくことが結果を出すことにつながると読んで感じた一冊でした。

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2023年02月03日

Posted by ブクログ

トヨタの取組みや考え方のコツがまとめられている本だった。
5Sをはじめ、三ム、PDCA+Fなどのフレームワークになっているものや、「まず、やってみる」こと「平均値ではなく、最速値を取る」などのスピード仕事術についても学ぶことができた。
トヨタは改善が凄いというイメージがあるが、1人が100歩進むのではなく、100人で1歩進もうというチームワークを垣間見ることができた。
印象的だったのが、「正しく努力する」ということ。たくさんやることも必要だが、間違った方向ややり方で努力していないか改めて考えようと感じた。

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2022年11月25日

Posted by ブクログ

仕事をやる上での大切なことのヒントがたくさん詰まっていたように思う。
特に準備を疎かにしない。素早く行動する。チームで解決するなど。これかも意識していきたい。

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2022年08月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ビジネス書としては800円と格安。2ページに1項目で91項目を掲載している。
以下、私が覚えておきたい箇所。
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できない言い訳をする頭でどうすればできるかを考えよ
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よりよい5Sのためには、「間違った規則を変える」ことも必要なのである。
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難題を克服するためには、「できない」ではなく「できる」と考えることが大切だ。そうすれば、人は「どうすればできるか」だけを考えるようになる。
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上司の言われた通りやる人はバカ。上司よりうまくやる人が利口。
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自分が当たり前と思っていることに、「なぜだろう?」「本当にこれでいいのか?」と問いかけてみるといい。そこにムダを省き、革命を起こすヒントがあるかもしれない。
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どんな素晴らしいアイデアも、どんなにわかりやすい書類も伝わらなければ意味はない。
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成功した後、いかに前例踏襲の罠に陥らないかが成長のポイントだ。
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2020年11月22日

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