あらすじ
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京急電鉄の新逗子駅~羽田空港間を走る「エアポート急行」を描いた電車絵本。新逗子駅を出発したエアポート急行は、運転士が交替しながら、金沢文庫駅、上大岡駅、横浜駅を過ぎ、京急蒲田駅に到着。電車はここで、先頭車両の運転士が車掌と、車掌が運転士と交替。進行方向が逆になり、羽田空港線に入ります。そして、穴森稲荷駅を過ぎると、電車は地下にもぐり、羽田空港の滑走路の下を通って、終点の羽田空港国内線ターミナル駅へ。変化に富んだ路線の風景と電車の運行がとても緻密な絵で描かれています。これはすべて十数回におよぶ取材に基づいたもので、運転席の計器類の表示なども事実に即したものです。また、運転士の持ち物、信号機の意味、他社線の電車なども豆知識として描いており、電車の旅をしながら、電車の設備や運行についても学べる内容になっています。子どもたちだけでなく、大人の鉄道ファンにもきっと喜ばれる電車絵本です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
息子が大好きな京急線が新逗子駅を出発して、羽田空港までいくお話。
よく行く横浜駅や、よく乗る横須賀線や、よく見る京浜東北線が出てくる。
短いおはなしの中で運転手さんが何回も交代したり、京急蒲田で、前後ろが逆になるところとか、
京急鎌田を出てすぐの急カーブでは、レールに水をかけて、消音してるとか、あれこれ描写が細かいのがいい。
Posted by ブクログ
本屋さんに行って3歳の孫と一緒に選びました。今はおしゃべりしながら読んでやりましたが、年齢が上がると今とは違った楽しみ方ができそうです。とにかくエアポート急行の細かいところまでかかれているのです。途中から読み聞かせるのではなく自分のためにじっくり読みたくなってしまいました。図鑑はいろんなものを広く浅く紹介していますが、この本はその中の一つをピックアップして深掘りしているイメージ。
Posted by ブクログ
でんしゃひとつ走らせるのに、こんなにうんてんしさんをこうたいしないといけなくて、はしからはしまででんしゃで行くのにこんなにたいへんだとは思わなかった。
Posted by ブクログ
約6分30秒,小学校1~2年生くらいから。
京浜急行のエアポート急行,新逗子発羽田空港国内線ターミナル行きを,緻密な絵で描いた絵本。
電車好きの子どもにはとっても気に入ってもらえると思います。
エアポート急行の車内,特に運転席の設備や,路線の設備,上大岡駅や横浜駅を俯瞰した緻密な絵が素晴らしいです。
個人的には,京急蒲田駅でのスイッチバックのところがとても詳しく描かれていて,実際に自分の目で見たくなりました。
丁寧に,正確にエアポート急行を描いていて,非常に詳しいですが,文章が少し難しいような気がします。小学生以上向きかと感じました。
京急好きの大人にもお薦めします。