あらすじ
貴方を思うだけで、こんなに胸が苦しいのです――。ある年の夏、町はずれの小さな家に見知らぬ男が住み着いた。十四歳の静太郎は、ひょんなことからその家の主・光木摂也と知り合い、友人と呼べるまでの関係を築いていく。透き通るように白い肌、細くしなやかな体躯、どこか淫靡さを感じさせる摂也に次第に惹かれてゆく静太郎だが……。恋に溺れる少年×訳あり美青年の恋情物語、ここに。
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みずみずしい初恋と成長を見る
純粋で一途な静太郎くんの初恋を丁寧に描いてて、摂也さんに恋焦がれて眠れない夜や思い悩んだ日々も読みながら想像出来ます。本当にただ純粋に見返りなく想っていて。静太郎くんの初恋が実った後は、真面目さ故か摂也さんの愛情の賜物か、眩しいくらいに素敵に成長し続けて、歳を重ねるごとに静太郎くんは魅力を増すんだろうと思います。摂也さんも最初から魅力的な人でしたが、静太郎くんと出会って本当の幸せに触れて、相思相愛の2人の関係が本当に見ていて微笑ましいです。お互いがお互いを想い大切にし合ってる姿にこちらも幸せな気持ちになりました。
短編だと思ったら、200ページ弱あって面白かった。
だけど、長編の割には内容が浅い。
わざわざ時代モノにしなくても良い内容。
22歳と15歳だし、もっと葛藤とかあれば、まだ良かったのに。
すぐには手出していないけど、何歳で最後までしたのか気になる。
長編なのに勿体無い。