【感想・ネタバレ】あきらめると、うまくいく - 現役精神科医が頑張りすぎるあなたに伝えたい最高のマインドリセット -のレビュー

あらすじ

あきらめる。

それは、あるがままを受け入れるということ。
逃げ出すことでありません。
目の前にある現実を直視し、限られた自分の時間を有効に使い、人生を前向きに生きるために欠かせないマインドリセットの方法です。
「理想の自分像を捨てさる」
「いい人はやめて冷たい人になる」
「鈍感力で自分本位に生きる」
「つらい時は『ゆるゆる』と口にする」

たとえば、たったこれくらいのことを実践すれば、フッと肩の力は抜け、悩んでいたことがバカらしく感じるほど、なにもかもがうまくいくことがあります。
著者は幼いときにかかった川崎病が原因で、心臓に病をもちながらも、精神医学の世界で活躍している藤野智哉医師。
今でも心臓の薬が欠かせない藤野医師は、「どれだけ生きられるかわからない、と伝えられたときに新しい人生が始まった」と言います。

受け入れ受け流して、自分が好きな自分になる。

ゆる~くポジティブに人生を切り拓いていくための、最適な思考方法。


【著者プロフィール】
藤野智哉 (ふじの ともや)
1991年7月8日生まれ。3歳、4歳、5歳の時に川崎病にかかり、4歳のときの川崎病の後遺症で冠動脈障害が残る。
学生時代から激しい運動を制限されるなか、医者の道を志す。秋田大学医学部卒業。
現在は上林記念病院精神心療科勤務。
「マツコ会議」(日本テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)などに出演し話題に。
日本精神神経学会所属。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

あきらめる=勇気ある撤退

最近、世間的な人気者から嫌な対応をされ落ち込んでいた、いや、今も気にしているが

藤野先生の『万人に好かれるなんて土台無理、あなたを好きでない日とは、必ずしもあなたの人格を否定しているわけではない、半数に好かれることをメザス』に勇気付けられた。

心臓の病については知らなかった事ですが、気持ちの面で完全に克服されている点に魅力を感じた。

0
2024年07月28日

Posted by ブクログ

諦めるは、ネガティブな言葉ではなく、語源は「明らかにする」からきているらしい。自分の気持ちを明らかにして、心軽やかに生きていきたい。体を動かし、心の余裕も作りたい。

◯いい人をやめる
◯理想の自分像を捨てる
 ・あるがままの自分を受け入れる
◯ストレスのもとに近づかない
◯俯瞰でみる
◯ルーティンをつくる
◯発想の転換を習慣化する
・すべての人に愛されるなんてことはないと知る
◯考え込まない
・自分の人生を不幸にしているのは「頭は悩ましていること」ではなく、悩んでいる自分自身
◯鈍感になる
・相手の言動を深読みしない
◯誰から与えてもらうという発想を捨てる
◯悩みを書き出す

0
2021年10月23日

Posted by ブクログ

うまくいかないことがあって少し落ち込んでいたときに、本屋で見つけて手に取った。「完璧じゃない自分を許し、あきらめよう」っていうのがこの本のメインテーマ。
私は色んな物事に置いて「こうあるべきだ」という理想が高く、できない自分を自分で追い込んで凹んでしまうことがとにかく多い。
欲張らずに小さな目標から始めることや、自分のリミットを知りそれを越えてしまわないよう回避することを実践したいと思う。
辛くなったら「ゆるゆる」って呟こうっと。

0
2021年09月18日

「ビジネス・経済」ランキング