あらすじ
真砂子の前に、突然現れた、夫・光司の異母弟・末次郎。垣根に絡みつく蔦のように、友江の家にひび割れを作ろうとしているのか、復讐から始まった出会いは、白く透けるような肌を持つ真砂子をエロスに浸し、魔女のように変えていく。会わずにいられなくなった二人は……。鳥清恋愛文学賞に輝いた大人の名作長編。性愛が人の心を変える男女の物語。
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Posted by ブクログ
真砂子の前に夫の異母弟、末次郎が現れ、愛に溺れるお話。
父の本棚にあり、タイトルに惹かれ、読んでみることに。
エロティックでありながら、美しさも感じるお話でした。
髙樹のぶ子さんの綴られる文章はやはり高貴で美しいなと感じました。
随分前に「光抱く友よ」を読んだ時もすごく美しい文章を綴られる方だなという印象を受けた記憶があります。
例えるなら、絹のような感じでしょうか。
他の作品も読んでみたくなりました。