あらすじ
もとをたどれば塩辛やナレズシといった古代アジアの保存食。それが日本に伝来し、律令時代には〈すし〉として日本に根付く。江戸期に酢や醤油と出会い、江戸前スタイルの〈寿司〉が誕生。現代では回転ズシの普及で〈SUSHI〉は世界の食文化を劇的に変えた。一方でフナズシのようなスローフードとしても現存するスシが、如何にして世界のファーストフードにまで広がることができたのか? その背景にはより新鮮な生の状態を味わいたいという日本人のこだわりがあったのでは……。本書は、フォト・ジャーナリストであり、世界の食文化に精通する著者が、数千年間、変容し広がり続けるスシの魅力に迫る。【目次より】スシを巡る旅は如何にしてはじまったか/保存食としてのスシ/オールアバウト・スシ―ナレズシから江戸前までの変容について/握りズシの完成―醤油と刺身とスシ/そして、スシはインターナショナルな料理となった/何故、スシはこれだけ受け入れられたのか
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
塩辛やナレズシといった古代アジアの保存食が律令時代には“すし”として日本に根付く。
江戸期に酢や醤油と出会い、江戸前スタイルの“寿司”が誕生。
現代では回転ズシの普及で“SUSHI”は世界の食文化を劇的に変えた。
スローフードとしても現存するスシが、如何にして世界のファーストフードにまで広がったのか?
その背景にはより新鮮な生の状態を味わいたいという日本人のこだわりがあったのでは…。
本書は、世界の食文化に精通する著者が、数千年間、変容し広がり続けるスシの魅力に迫る。
[ 目次 ]
序章 スシを巡る旅は如何にしてはじまったか
第1章 保存食としてのスシ
第2章 オールアバウト・スシ―ナレズシから江戸前までの変容について
第3章 握りズシの完成―醤油と刺身とスシ
第4章 そして、スシはインターナショナルな料理となった
第5章 何故、スシはこれだけ受け入れられたのか
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