【感想・ネタバレ】<新装版>福音の少年 闇と光を統べるもののレビュー

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Posted by ブクログ 2011年08月20日

シリーズを通して:
まず圧倒的な量の神話,古代宗教への言及である。メソポタミアの神話にはとくに惚れる。
また、魔法と工学・技術が結びついてSFっぽくなっているのも格別の味わいがある。
そして、登場人物ひとりひとりの魅力である。それぞれに悩みを抱え、その中で最善の選択をしようとするさまが描かれている。...続きを読む少年少女だけではない。オヤジだって考えるのだ。

最終巻について:
そりゃもうすごかった。
解説「ライトノベル的なものの最良の部分」を滝本竜彦氏が書いている。
本書のプロトタイプを当時読んでいて、「あり得ない面白さだった。」
まったくそうだろうと思う。

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