【感想・ネタバレ】踊るひとのレビュー

あらすじ

世にも不可思議な物語の扉がいま開かれる。死んだ姉に送られた義兄からの愛の書簡は盗作? 疑いを持った妹はたった一行の葉書を残して消えた。という表題作「踊るひと」をはじめ、7つの短編の迷宮。変幻自在に妖しい魅惑の旋律を、直木賞作家が奏でる。あなただけのお耳に届けましょう──。変幻自在に奏でる短編の妖しい魅力! <『あなたのお耳に』改題作品>

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

一人称の語り口で描かれる、ミステリありホラーありの短編集。
どれも秀逸でお流石でございますと云う感想ばかり。
お気に入りは「花粉症」「夜の民話」「秘密の場所」。
出久根さんの描かれる男性は(女性よりも)非常に克明で
物語の中で自然に呼吸をしている感じがします。
読んでいると良質のドラマを見ているようで、
とても心地よいです。

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2013年09月13日

Posted by ブクログ

7篇収録の短篇集。手紙、日記、聞き書きなど様々な語り口が駆使されることで生まれている独特の幻惑感が素晴らしい。ミステリ風、ホラー風、奇妙な味風、などなどバラエティに富んだ各短篇のどれもがハズレなし。
お気に入りは「くっつく」、「夜の民話」、「秘密の場所」。

0
2012年06月19日

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