【感想・ネタバレ】現代語訳 雑兵物語のレビュー

あらすじ

武器運び、馬の世話、土木作業、衣類・食糧運び、戦が始まれば最前線で敵と向き合い、集団で槍、鉄砲を扱う。そんな戦場の現場人の役割ごとの声を収録し、多くの武士が戦場心得の参考とした『雑兵物語』。江戸前期に成立し後期の1846年に刊行され一般にも流布した古典を、わかりやすい現代語訳とリアルな挿画で送る。現在の最前線ではたらく人々も切実に読める一冊。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

戦と言えば鉄砲から弓、そして槍がぶつかって乱戦…と思っていたけれどもその裏には多くの無名の雑兵たちの工夫、知恵が詰まっていた
現代の現場にも繋がりそうなヒントも散らばっているし(むやみに騒がない、刺さったら手ではなくくぎ抜きで抜く…etc)
他にも弓の先端に突き刺せるパーツがあるのも初めて知ったし鉄砲でぶん殴るなんてこともできたし、民間療法も少し載っているし読んでて多くの雑兵の息遣いを感じられた

0
2024年05月21日

「歴史・時代」ランキング