【感想・ネタバレ】ねこはいのレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

「わがはいは ビールのすきなねこである」
これは猫を詠んだ俳句ではなく、猫が作った、世界初の俳句絵本です。ほんとうは、南伸坊さんが作りました。「でも、自分が猫だったらどんなかな、と思って作ったので、ほぼ『ねこはい』」だと南さんは言っています。もっと猫になりきって作った、続編の『ねこはいに』もおさめて、贅沢な文庫版になりました。しかも、描き下ろしの「おまけ」もついている! 猫好きの方、必読です。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

チューハイのハイはハイボールのハイだが、ねこはいのはいは俳句のはい。
見開き2ページ、ネコ目線のゆるい俳句と、読み手のネコの表情に、ゆったり穏やかな気持ちになる。イヌの俳句だとこうはいかない。
好きな句は「れんたんの もえるめつきの あかあおき」とか、「しかられた しょうがつそうそう いみふめい」。添えられたカラーイラストを見ないと、なんのこったか意味不明なんだけど。
文庫版は単行本『ねこはい』と『ねこはいに』の合本。現時点では『ねこはいさん』はまだ出ていない。(p.s. なんとフランス語版が出ていた。"Haïkus du chat"(ねこはい)と"Mes chats écrivent des haïkus"(ねこはいに)。)

0
2025年05月05日

Posted by ブクログ

目を引く表紙だったため、購入いたしました。
絵も可愛ければ、俳句も猫らしいと感じさせるものばかりで、とても良かったです。

中でも「しかられた しょうがつそうそう いみふめい」という句が、特に気に入りました。

物語のように、読むのにそう時間を要さないので、さくっと読めるのも良かったです。

0
2024年07月02日

Posted by ブクログ

もうたまんない。
南伸坊さんってわかってるんだけど、猫が詠んだとしか思えない俳句。
絵には昭和がいっぱい詰まっていて、悲しいくらい懐かしい。

0
2020年01月07日

Posted by ブクログ

お得感満載の一冊です。ずっと前から気になっていた本だったので文庫になって即購入しました。続編とおまけもついていてラッキー

0
2019年12月01日

Posted by ブクログ

もし自分が猫だったら。そんな猫的思考で書かれた俳句。土間や火鉢に馴染みある世代ではなくても、猫を通して田舎で過ごした夏休みや冬休みを思い出す。昭和の日本的な懐かしさ漂う絵と一緒に楽しめた。とくに福笑いの絵に添えられた俳句がお気に入り。わかる。人間目線で「悪さ」とみなす所業をされたときも、向こうはぜったいそう感じているはず。目つきやら態度やら。飼い猫のふてくされた様子がありありと目に浮かんだ。

0
2021年07月11日

Posted by ブクログ

猫を詠んだ俳句ではなく猫が詠んだ俳句─南伸坊さんが「自分が猫だったらどんなかな」という思いで作った絵本です。猫たちの表情がどこかリアルで微笑ましいです。描かれている風景もどこかレトロなところもいいですね。猫視点の四季折々の日常が身も心も癒してくれます。

0
2020年05月01日

Posted by ブクログ

猫好き
俳句好き
いやあたまりませんわ
いい味ですわ
この猫の表情
ぜったい彼が作ったんだよ
まちがいない

≪ ねこだって 俳句の一つ 五七五 ≫

0
2020年01月28日

「エッセイ・紀行」ランキング