【感想・ネタバレ】二十六人の男と一人の女~ゴーリキー傑作選~のレビュー

あらすじ

半地下の部屋で一日中パンを作らされている俺たちには、毎朝やってくる小間使いターニャの存在だけが希望の光だった。だが、伊達男の登場で……。底辺で生きる男たちの哀歓を歌った表題作、港町のアウトローの郷愁と矜持を生き生きと描いた「チェルカッシ」ほか、「グービン」、「女」の4篇を収録。

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Posted by ブクログ

どん底の中の希望や人々の思惑、愛情、嫉妬心が浮き彫りになるエピソード。
二十六人の~?が印象的だが、チェルカッシの終盤も、尊厳を優先する主人公が印象的。

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2020年02月11日

Posted by ブクログ

傑作選とのことだが、風景描写が作品の雰囲気をかなりの部分決定しているという印象を持っただけであった。

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2019年08月26日

Posted by ブクログ

短編4つ。牧歌的というかおとぎ話のような、ゆるりとした空間に濃い人物がわさわさしてるような雰囲気だが、やはり解説を照らし合わせてみると、当時のロシアからソ連に流れ行く体制に敷かれて書かれたようで。言われなければわからないし、むしろそういうのを取っ払って読んで欲しいそうで、目論見は成功のようだ。いつの時代にも「人間らしくとは」「自分らしく生きる」というのがテーマで、もがきの1つとして文学が存在してるのだな。

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2019年06月20日

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