あらすじ
一度だけ、死んだ人に会えるとしたら、誰に会いますか? 惚れた男に大金を貢ぎ、仕事も家も失った宇山真琴。途方に暮れた彼女は、死んだ祖父が頼れと言っていた店、「鳥居の見える裁縫店」で雇ってもらおうと、その店を訪ねる。しかしそこは普通の裁縫店ではなかった。そこは、死んだ人に一度だけ会うことができる場所、此岸と彼岸を縫い合わせることができる裁縫店だったのだ――。そして「真琴のことを知っている」という店に住み着く少年の幽霊・ユキオ。偏屈な店主・鳴瀬やユキオに翻弄されながらも、真琴は死者に会いたいと願う人々を手伝っていく。ユキオは一体何者なのか?
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Posted by ブクログ
いつものとおり、
#はてなブログ
おもしろい記事はないかってぐぐっていたら高橋由太さんを見つけたのだ!
フォローしたらありがとうございますって来たの!
書店員をしていたときはミステリーを中心に読んでいた。
次にと、
海外ものSFとかを読もうと思って、
ミレニアムとかダヴィンチコードとかをチェックしてました。
その次は、
時代小説を読んでみたいと思ってたのね。
あの書店には有名人が来店される書店でした。
居眠り磐音を書いてた佐伯泰英さんも3回ほどお会いしてました。
かぐりんは、
文庫担当してたので本当にお世話になってました佐伯泰英さんの本。
1日300冊とか売り上げますからね。
時代小説は読まないからわからんの。
で、
有名な作家さんの本をそろえてる程度の棚作りでした。
後は営業さんと話してオススメをそろえていく感じでした。
角川の営業さんのオススメする本っておもしろかったのね!
原田マハさんの楽園のカンヴァスなんかもその人にオススメされて絶対に手放さない本になりました。
角川の人なのに新潮の本を薦めるあたりがさすがでしょう?
その人に、
ぜひ置いといてください。
と、
言われてたのが高橋由太さんの「ちょんまげちょうだい」でした。
うむ。
機会がなくて未読。。。
いきなりの時代小説はなんとなく嫌悪感というか、
否定的というか生理的な感情があって微妙。。。
ならば、
時代小説を読むときはライトな感じの時代小説を書いてる高橋由太さんから入ろうと思ってたのね。
で、
ツイッターでコンタクト取れちゃったのよ!
ちょうど、
読みたい本も積読もなかったんで出ていた新刊を読みます!
と、
言っちゃったら、
感想を聞かせてくださいってなっちゃった。。。
いやね、
いつものとおり感想は書くよ。
でも、
思うと自分の中でハードルあがるよね。
時代小説じゃなぁーい!
って、
分かってて買ったわ!
でも、
こういう縁って大切にするわ占い師ですから!
プロローグ
武甲山?
秩父か!
と、
親近感を抱きつつ読み進める。
ふむ、
宇山真琴お嬢様のお話しかな?
一生困らないだけのお金っていくらなんでしょう?
3億?
一般的にサラリーマンの生涯年収が3億円なんだっけ?
3億はあったのになくなっちゃったの?
足りずに家も?
で、
困ったら鳥居の見える裁縫店を訪ねろ!
と、
言われていたので行ってみる。
言ってみたら鳴瀬宗一郎は亡くなっていて、
孫と、
幽霊のユキオと出会いましたとさ。。。
第1話・我が子に紡ぐ物語
自転車乗りには厳しい言葉。
つか、
クロスバイクとかロードバイクに電動自転車が事故ると、
騒ぐよね。。。
ちょっと悲しい気持ちになります。
今回は、
自転車で子供を轢いちゃったやつ。
自転車に乗ってた大学生も亡くなってて、
轢かれちゃった女の子は脳死。。。
で、
臓器移植のために娘を殺しちゃったお母さんの話し。
お母さんの自責の念はわかるけどね。。。
あと、
自殺しちゃったら亡者になる。
いわゆる、
生きても居ないし成仏もできない状態のヤバイやつな。
それになるから自殺はアカンって。
こういう設定はいらないなぁ。。。
児童向けならいいんですけどねぇ。
生き地獄じゃない?
死んで幸せになれないの?
死んだほうがマシって思うんですけど違うの?
根本から考え方が違うんでしょうね。
死んだほうが楽じゃない?
第2話・妻に紡ぐ物語
あー。
年を重ねるたびに感じるのがこれ。
まだ若かった頃はこういう依頼とかお話しってなかったんですが、
最近は増えてきた。
アルツハイマー。
介護大変よな。
完全に全てを忘れちゃったら楽よ。
そこに至るまでの苦しみはないでしょうね。。。
絶対にかかりたくないけど、
一瞬で、
末期にまでいけるならありかな?
だって、
もう人格するなくなってるわけでしょう?
そう、
アルツハイマーになって苦しむなら、
なんで、
死なせてあげない?
第3話・恋人に紡ぐ物語
こっちはさぁ。。。
死ぬしかなかったんじゃないか?
どこから落っこったのかわからんがアウトだったんじゃないの?
よく言う、
人を殺したら罪悪感で人は潰される、壊れると聞くけど、
実際にどうなんでしょう?
ちなみに、
火遊びをしないのが1番なんでしょうね。。。
なかなかできませんが・・・。
第4話・君に紡ぐ物語
宇山真琴が持ってたお金を、
家を売って作ったお金をどうやって使ったが出てますが、
やっぱり馬鹿かな?
と、
思ってしまうのはかぐりんだけですかね?
最終話・鳴瀬に紡ぐ物語
で、
宇山真琴がバカなのは決定!
まごうなきバカだと思う。
ぶっちゃけ、
貯金もなくても家がなくても行きてる人は多々いるので、
宇山真琴は頑張ればいいだけ。
それでも、
1話から3話目まではおもしろかったよ。
連載でよかったんじゃないのかな?
わからんけど、
これで終わりだともったいない気もしなくはないなぁ。。。
4話最終話で〆なくちゃいけなくなって最後が残念って感じがしました。
次は、
ちょんまげちょうだいを読むか!