【感想・ネタバレ】「パッション」の見つけ方 ~「人生100年ずっと幸せ」の最強ルール~のレビュー

あらすじ

5歳も70歳も「何のために」で人生変革!

大好きでたまらないこと、やり始めたら時間を忘れるほど熱中すること。それこそが自分の生きる意義だという想いを持てるもの。日本語に訳せば「情熱」だが、ここで言う「パッション」のニュアンスは少し違う。
心に抱いていれば、困難や逆境にも打ち克ち、常に前向きな人生へとドライブしてくれる、熱いエンジンのようなもの。また、自分だけの「好き」で終わらず、必ず誰かのためになり、多くの人を巻き込んで大きなパワーになっていくもの。それが仕事の場合もあれば、ボランティア、趣味である場合もあるが、「パッション」には、自己実現だけで終わらない「誰かのために」「社会のために」という、外向きのエネルギーが必要なのだ。

そんな“何のために”が明確になった「パッション」さえあれば、あなたの人生は一変する。
子どもは心の折れない強い子に成長し、ビジネスマンはこれまでにない「幸福感」と「新しい自分」を手に入れ、シニアは健康と生きがいを得られる。
誰にでも「パッション」はある。ただ、本物の「パッション」を見つけるのはそう簡単ではない。見つけるまで探し続け、見つけたらそれを育てるコツも重要だ。

全米・日本各地で講演活動をするライフコーチ、ボーク重子氏が世代別にその「パッション」の見つけ方/育て方を、豊富なエピソードと共に公開する。

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Posted by ブクログ

子どものためにも
自分のためにも
参考になることが多くありました。

不思議。

概念としては目新しいものはないのに。
著者のアメリカ風のメイクやファッション、華麗な経歴も、ドメスティックに生きてきた私にとっては気後れする感じなのに。
外国人(名前から欧米系と思われる人)の事例が多くて、すぐに自分には当てはめられないのに。

それでふとリンダ・グラットンさんの著書(ライフシフトIIだったかな)が私にはあまり面白くなかったのを思い出しました。リンダさんの本は、翻訳が読みにくいし、何となく共感しにくかった。

翻って本書は、著者が日本で育ち国際結婚して米国でパッションにしたがって生きてきた実績を踏まえて書かれているのが魅力なのかなと思います。
まず、英日翻訳じゃないから日本語がわかりやすい。
加えて、著者が日本の読者に親近感を与える工夫をされているように思います。

その結果、外国人の事例を何となく身近に感じることができて
「レールに乗せる親って日本だけじゃないんだな」
とか
「そういえば、中国なんかだとどうなんだろう」
とか
なんとなく視野が広がる感じがしました。

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2023年03月26日

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