あらすじ
「触ってもいいかしら。わたし、いまだに君のお顔を知らないのよ」
石畳の街、ふたりの時間――。
レトロな色彩とファジーな輪郭、心地よい空気感をブレンドした
オールカラー作品集 第３弾！
ある日、偶然に出会った警察官の“彼”と家出令嬢の “彼女”。
仕事を探しているという“彼女”を、“彼”は警察署の電話番として迎えた。
官舎で暮らす“彼”と“彼女”の飄然とした1シーンを
美しいイラストと漫画で描くお洒落でロマンチックな作品です。
（収録話）
SCENE.26 アンシャンテ
SCENE.27 あなたの色
SCENE.28 わたしの目
SCENE,29 男と女、風と煙草
SCENE.30 籠の中
SCENE.31 世界はたいして広くない
SCENE.32 ほどけるストリング
SCENE.33 似合ってるわ
SCENE.34 石のケーキはフォークに食べられた
SCENE.35 剃刀と三つ編み
SCENE.36 星蓋の足下にて
感情タグBEST3
相手に触れる
彼女《エマ》が彼《アレクサンダー》の気をひこうとしたり、彼が彼女の顔や身体に触れる時の空気感が肌が見えていない中であんなにも色っぽさを表現できるのかと、とても感激した。
そして相変わらずファッションも会話もおしゃれだった。
自分へのご褒美を兼ねて購入してよかったと思える作品だった。
Posted by ブクログ
ストーリーを重ねるごとに"彼"と"彼女"の様々な表情が見られる。作中で名前を呼び合っていないが、それがかえって2人の微笑ましい関係性をよく表していると思う。
