あらすじ
働くすべての人必読!
社員をとことん信じ切る。社員は評価し、管理する対象ではない。
困難な時代に、「生産性至上主義」をやめて成長を続ける、奇跡の運送会社「宮田運輸」を率いる社長の新しい組織論。
著者は、社長就任後、会社を引き締めようと、社員に対する管理を強化。力業で数字を上げようとしたが、その結果死亡事故が発生。それをきっかけに方針を大転換し、社員を信じる「心の経営」をモットーとするようになる。その結果、従業員の主体性、仕事に対する姿勢が劇的に変化し、業績も急伸。現在、国内だけでなく、中国や韓国などからもたくさんのビジネスパーソンが視察に訪れるようになった。
本書は、管理をいっさいせず、社員の主体性を育み、組織を力強く成長させる同社の仕組みを余すことなく紹介する。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
中古本屋が閉店。大売り出ししていて大量にビジネス本を入手。その中の1冊。(出会いって大事)
経営者の思考について、考えるために購入。(経営者ではないが)
最近、若い退職者が増えている。
理由は様々で、全てがそうとはいえないが、最近の社風がそうさせているのでは?と感じている。私が若い頃とは様々な背景が異なってきているが、2000~2010年頃かな?会社どうあるべきかと考えていた個人的ビジョンとしては、「会社は家族」というものだった。当時はまだ、その考え方もアリと感じる人も、周りにも、ある程度はいたかもしれない。しかし、時代が移りゆく中で、そのような考え方は、少数派になっていったように思う。
社員は、1つの組織の中に固定されるべきではなく、流れていくものなのかもしれない。子が巣立つように。それは悲しくもあり、次の高みに上がるという喜ぶべきものと、受け止められるだろうか?
自分が経営者の立場なら、どのような会社の在り方を目指すだろうか?
これは、管理職が全員、考えなければならない問題ではなかろうか。
以下、響いたワードたち。
・助け合う時のコストは考えない
・社員をコストと考えたりしない
・理詰めで管理すると「やらされ感」が生まれる
・マネジメントではなく、仲間づくり
・大事なのは、人の心を信じること。
・自ら思いを発露させて会社を経営する方が良い
・仕事をする人のやる気と会社の向かいたい方向が合致したとき、モチベーションが上がり、期待する業務改善が実現する。
・性悪説で管理しない
・人を信じる気持ちを持つこと
・企業が成長するには、社員の主体性が大事。
・主体性を生み出すには、リーダーが社員を心の底から信じること。
・「困った人がいたら助ける」の精神
・僕らがやることで、喜んでくれる人がいる。
続けることで、喜びの輪が広がる。
輪が広がれば、利益も出る。
・一人ひとりが自分のやっている仕事の中で、価値や意義を見出し、幸せやな という気持ちになってもらえる場を作っていくことが大事と考えている。
・本気で家族と思っている。家族と考えれば、信じるのが当たり前。
・経営は、お金をふやすためのゲームではない。
・従業員全員が、より幸せになるため、個々が成長する。それを追求し続けることが、会社を経営することの意味。
・出来て当たり前の仕事は、減点方式で評価される。
問題ないことが大前提。なので、従業員も自ずと
減点方式で評価されがち。
→ミスしないように。迷惑かけないように。
それは確かに、当たり前に気を付けるべきことだが、現場で頑張って支えあうためには、「よくやっている」と認めあったり、「僕らの仕事は、社会に役立っている」と共有しあうことが大事。社員みんなが、自分の仕事や会社を誇りに思えること。
そんな会社でありたい。そんな会社にしたい。
それこそが、私の理想とする経営者の考え方だ。