あらすじ
「めっちゃ刺さる」「腑に落ち過ぎる」と人気のコラムニスト初書籍! 女のしんどい毎日がラクになるメッセージと本をお届けします。 【登場書籍リスト(一部抜粋)】『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ/『生きがいについて』神谷美恵子/『ピンヒールははかない』佐久間裕美子/『生きて行く私』宇野千代/『サンクチュアリ』著:ウィリアム・フォークナー、訳:加島祥造/『狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ』梯久美子/『待つ力』春日武彦 など 【著者紹介】チェコ好き(ちぇこずき) 本名:和田真里奈(わだまりな)コラムニスト、ブロガー。1987年生まれ。ブログ「チェコ好きの日記」で旅・読書・アートについて書く。恋愛サイト「AM」での連載「女の人生をナナメ上から考えるブックガイド」など、様々なメディアで執筆しつつ、都内のIT企業に勤務している。いちばん好きな作家は村上春樹、人生で最も影響を受けた本は『グレート・ギャツビー』。
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Posted by ブクログ
著者は32歳、独身、彼氏なし、非正規雇用の女性。世間の幸せの指標から外れているからもしれないが、なぜそれが幸せなのか考える示唆を与える本を紹介してくれる。読みやすいのに言葉が心強い。どの本も面白そう。全部読みたい。
あとがきの言葉に感動した。
最後に自分を救えるのは周りの人に与えられた価値観ではない。自分で見つけ、自分で考え抜いた言葉だけだ。
Posted by ブクログ
女性が悩みそうなことを、さまざまな小説やエッセイなどの書評を交えて、紹介してくれています。
視点や着眼点、切り口もとても楽しい。なるほどと思えることも多かったです。
この本で紹介されている本も、おもしろかった。
Posted by ブクログ
作者の方と同世代でかつ
未婚の独女、子なし、仕事はあるものの鬱々とした日々を送る似た日常に生きているので、共感する箇所は多かったです。
もし20代で読んでたら、「?」で終わった気がします。
愛される女に憧れるのを卒業して
これからは、きちんと意見を言える女 を目指していくべき。
という言葉が心に残りました。
チェコ好きさん(著者さん)の原動力が
ルサンチマン(妬み、嫉み)と即答してしまう部分は
共感しかなかったです笑
Posted by ブクログ
すごく読みやすかったです。
手にとったのも、題名に惹かれました。
今の自分に似ている共感する本が好きで
チェコ好きさんを
初めて知りながら読みました。
本紹介しつつ、想いを照らしながらで
何冊かみたいと思ったし
文章もしっくりきました。
Posted by ブクログ
30代シングル派遣社員。ぼんやりしたわだかまりと、色々な本を通じて向き合う。
なんとなくしんどいな、モヤッとするなと言う時に手に取りたい本を紹介してくれるブックガイド。
ブックガイド読むと知らないうちにポチっていて積読がずんずん増えていくねえ。
チェコさんのモヤモヤを言語化するセンスが素晴らしいと思う。主に他人と自分を比較することによって生まれるモヤモヤについて、無視するでもなく、妬むでも僻むでもなく、諦めるでもなく、ただ言語化し向き合う。
アクションする必要はない。ただみつめることができればそれでいい。
*気になった本*
男ともだち/千早茜
神さまを待っている/畑野智美
ここは退屈迎えに来て/山内マリコ
待つ力/春日武彦
不倫と結婚/エスター・ペレル