【感想・ネタバレ】灰と日本人のレビュー

あらすじ

発火、料理、消毒、肥料、発酵、製紙、染料、陶芸のほか香道や茶道にも道具や材料として、灰は日本人の生活を支えてきた。また童話の中には「灰かぶり姫(シンデレラ姫)」に似た話が世界にあることを見出す。食生活、社会、風俗、宗教、芸術に分け入り、身近な生活必需品=灰の科学と神秘性を解き明かす。灰の負のイメージを払拭する画期的な作品。


目次

Ⅰ 灰の生いたち

灰の誕生と埋火(うずみび)のこと
灰の成分と用途、そして灰屋のこと

Ⅱ 灰と食
食べものと灰
酒と灰
醤油・味噌と木灰
海藻と灰
料理と灰汁(あく)

Ⅲ 灰の恵み
和紙・織物と木灰
染料・染色と木灰
やきものと灰

Ⅳ 灰の効能
薬と灰
「秘術伝書」と灰

Ⅴ 灰の恐怖
火山と灰
死の灰

Ⅵ 灰と高貴
茶道・香道と木灰
習俗・宗教と灰
文学と灰

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2019/6/22 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2021/5/26〜5/29

小泉先生のいつもとは違う灰に注目したエッセイ。昔の人は、生活の知恵として灰を色々な場面で活用してきたことがよくわかる。科学が発達していなかった頃に、まさに科学的にツボを押さえた利用法に感嘆。人間ってすごい。

0
2021年05月29日

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