【感想・ネタバレ】マンガ 介護する人・される人のきもちがわかる本のレビュー

あらすじ

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特別養護老人ホームやグループホームでの勤務経験が豊富なマンガ家・北川なつさんが「リアルな介護現場」をマンガ+文で紹介。みんなが抱える介護の悩みから、日々の本音、介護のプロの現状まで、自身の体験とアンケート調査を元に解説する。

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父が施設に入所し…

父親が認知症で施設入所しました。
手続きや諸々のことは全て、一緒に住む家族がしてくれて、実際、遠方に住む私はほとんど何も手伝うことができませんでした。
また、祖父祖母も亡くなっており、あまり介護を必要とする方が身近にいたことがありません。
それゆえに、私自身に、想像に欠ける部分があったり、変に感傷的に思う部分があったり…。
入りやすい形で理解できるところから知っていきたいな、そういう気持ちで購入した本です。
涙が出そうになったり、父親と重ねて見てしまうところがあったり、色々な気持ちになりながら読みました。
介護という仕事、行為、取り組み、を通じる中で、結局本質的な部分では、人のこころなんだなって思いました。
通じたり、通じなかったり、上手くできたり出来なかったり。人生の一部なんだなって思いました。
暖かいタッチの絵で読めて良かったです。

#ほのぼの #泣ける #切ない

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2025年10月28日

Posted by ブクログ

いい本だなぁ。
イラストがとってもかわいくてほっこりする、
老人ホームの勤務経験がある漫画家さんが
描いたんだ!なるほど。

たくさんのエピソード。
辛くて悲しくて大変なことばかりではない。

身体を拭いてる時
とっても気持ちがいいと喜んでくれた利用者さん
「あなたのようなヘルパーになりたい」
といって、一ヶ月後に旅立った

ありがとう、という言葉が
どれだけの力になるんだろうなぁ。

認知症は何もわからなくなったわけではない、と
こころがこもった介護をしてくれる
介護士の方はほんとうにすごい。

そして想像もできないくらい大変なんだろうと
思う。
介護の未来、にかいてあるように
子どものなりたい職業の上位に介護士があったり
お給料が高くなったり
介護する側される側の境界線がなくなったり
そんな明るい未来になるといいな、

これから家に帰ってくる父の介護をするために
いろんな本を読んでみたけれど
やっぱり、相手の気持ちにどれだけ寄り添う
ことができるか、なんだろうなぁ。
する側、される側、どちらにも立ってみないと
ほんとにわからないことばかり。

人が持っている想像力というチカラと
今の現状を受け入れること
無理せずできることをやる
それしかないかな。

いい本に出会えてよかった。

0
2024年05月08日

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