あらすじ
紳士なのにドSな上司・誠司からプロポーズされた深雪。大好きな彼との新婚生活は躾けられた心と身体をより淫らに変貌させる愉悦の楽園だった。言葉責め、緊縛、淫具……何度もイかされて、我慢できずに自ら脚を開いておねだりしてしまう。「いい子にはご褒美をあげよう」太い肉棒で貫かれ、熱い射液を注ぎ込まれる――。愛と快感で支配する“調教系男子”の手練手管!
...続きを読む感情タグBEST3
前作に続き一気読み
自分が異常と解っているから、愛する深雪を離さないために異常さと常識を全て愛しているためと思わせる誠司の愛が、怖いくらい深い。
そんな愛を、全て受け入れる深雪も異常な素質があるのでしょう。誠司の生い立ちが根元だけど、純粋な深雪の愛に寄って溶かされ幸せになれるのかなと思った。いつまでも続くであろう、二人をまだまだ見たいと思いました。
出来る男の歪んだ溺愛
前作もよかったので、期待通りかちょっと不安でしたが、ヒーローの歪みっぷりが十分堪能できるように描かれていて素晴らしかったし、あと、ソフトSMのセックス・シーンも期待を裏切りませんでした。
人情の機微に聡くて、他人との関係をうまくコントロールできる(サイコパス?)彼なのに、ヒロインの真っすぐな愛情に自分でも知らずに涙を流してしまう最後のシーンが最高でした。
この涙のシーンが、彼の不幸な生い立ちの影響で、性格が歪んでいたとしても、ヒロインと結婚したことで、彼に明るい未来が待っていることを感じさせる終わり方で、ちょっと感動しました。
濃っ!!
ハードえろというのは、このことか……!なかなか深いお話でした。
何より、SMっていうのは、性的嗜好な面が前面に出ることが多い中、このお話では、深い愛情と強い信頼関係があって成り立つものだと描かれているのが新鮮で、とても良かった。
多少、一般的と違っていても、それこそ、世界が違えば一般的なんて、180度変わるんだから、本人たちが幸せなら、もう良いよね。って気になります。
慎平くんはよきかませ犬だった……
見事にナチュラルにこのお話の根幹を誠司に語らせちゃったなっていう、作者さんの技量がうかがえました。
匿名
前作を読んですごく良かったので買いました。
結婚式やお隣の息子である慎平くんとか出てきて最後まで楽しく読めました。買って良かったなと思いました。
前作より濃い
前作より誠司さんの執着と狂気が出てる。官能シーンが濃くてよりアブノーマルです。表現も結構直接的なのでTLにしてはハードだと思います。
愛はあるしハッピーエンドではあるのですが深雪が素直すぎて少しハラハラモヤモヤしてしまいました。