あらすじ
膨大な書籍の山に埋もれた、一通の手紙を見つけたい――隣家の前に佇む訪問に声をかけた高校教師の須賀(すが)。隣人が亡くなったことを告げると、その男・高村(たかむら)は茫然自失! 実は亡き祖父から手紙を預かってきたと言う。しかも、隣人もどうやら同じ手紙を書いていたらしい。半世紀以上も封印されていた二通の手紙には、一体何が書かれているんだろう――好奇心にかられ、手紙探しを始めるが!? ※口絵・イラスト収録あり
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作者買いです。
やっぱり水原先生の作品大好きですね。
ゆっくり、ゆったり進んでる時間の中で、自分の過去を
昇華しつつ新しい出会いにも真摯に向き合い進んでる。
派手な恋ではないけれど、自分自身と向き合って相手と向き合って乗り越える静かな恋愛を、おじいさん達の叶わなかった恋と共に進んでいく展開がとても良かった。
おじいさん達のこと、タイトル、とても切ないけど色んな妄想が膨みます。