【感想・ネタバレ】量子コンピュータが変える未来のレビュー

あらすじ

量子コンピュータで変わる世界はもう目の前に!
「量子コンピュータのもたらす未来を見たい方へ」
メルカリ代表取締役会長兼CEO 山田進太郎

最近、ニュースでよく聞くようになった量子コンピュータ。「人工知能の先は量子コンピュータを使った量子人工知能だ」とGoogleはいいます。

でも、量子コンピュータって何だろう? 世の中で何が起ころうとしているんだろう?

本書は文系理系問わず、そんな疑問をお持ちの方に量子コンピュータと社会の接点をお伝えします。

量子コンピュータと聞くと、なんとなく専門的な知識が必要なこと、まだまだ先のことと身構えてしまいます。
ですが、実は現在さまざまな企業が身を乗り出して新しく研究開発を進めています。
皆さんにも馴染み深いところ、意外なところが名乗りを上げ、実業に結びついた新しい試みが始まっています。

本書では大学で基礎研究を進める視点と、企業で量子コンピュータを導入・利用することについて考える視点の両者から、量子コンピュータで見ることができる人類共通の夢を語ります。

量子コンピュータの時代はもう目の前。この本で、今日からあなたの行動が変わるかもしれません!

Part 1 量子コンピュータとは
Chapter 1 量子コンピュータはもう目の前に!?
Chapter 2 量子コンピュータは難しい?
・特別寄稿コラム D-Wave Systems Bo Ewald氏

Part 2 量子コンピュータで世界が変わる
Chapter 3 量子コンピュータで変わる車と工場の未来
・株式会社デンソー
Chapter 4 量子コンピュータで世界を変える企業が描く未来
・株式会社リクルートコミュニケーションズ
・京セラ株式会社・京セラコミュニケーションシステム株式会社
・株式会社メルカリ
・野村ホールディングス株式会社・野村アセットマネジメント株式会社
・LINE株式会社
・株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
・株式会社みちのりホールディングス
・株式会社ナビタイムジャパン
・株式会社シナプスイノベーション
・株式会社Jij
Chapter 5 量子コンピュータと社会のこれから ―リーンスタートアップと共創が世界を変える―

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

会社のプレゼン材料として使わせていただきました。量子ビットの仕組みから実用化案までわかりやすく書いていました。

量子コンピュータの基礎がわかりました。どこに適応するかていうアイデアも注目やな。夢広がる、、

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2021年02月11日

Posted by ブクログ

量子コンピュータで世界がどう変わるか知りたい人におすすめ

【概要】
●1章 量子コンピュータを取り巻く世の中の動向
 2章 量子コンピュータが何か
 3章 自動車業界および製造業の未来がどう変わるか
 4章 量子コンピュータで変わる未来の展望(13の企業から)
 5章 新しい分野でどうイノベーションを起こしていくのか

【感想】
●量子コンピュータのことが細かく丁寧に書かれている。
 しかしながら、自分で納得いくところまでは理解できなかった。
 説明されている内容を読んで更問いが生じるからである。
 したがって、他の本も読んでみてまた読み直せば理解が深まるかもしれない。
●情報は2019年時点のものであるので、新しい本で情報をアップデートさせる必要がある。

0
2021年06月06日

Posted by ブクログ

何より読みやすい。
この手の書籍がたくさん出て市場規模が大きくなるのは楽しい。量子技術が加速していく、この時代に生まれた事は幸運。

0
2021年01月23日

Posted by ブクログ

量子コンピュータの特集の中で、仕組みの話ではなく、活用の話が書かれてた本。各社での取り組みが書かれている。

0
2020年03月30日

Posted by ブクログ

量子コンピュータに関するトレンドが詰まった本。
専門的な技術の話はほとんどなく、現時点での活用など、ビジネス寄りの話が多めです。
ボリュームは若干多めではあると思いますが、文体も読みやすく、それほど感じませんでした。

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2019年09月28日

Posted by ブクログ

量子コンピューターは間違いなく「いつか来る未来」だ。一方で研究を超えた商用化という観点からすると、量子コンピューターはまだまだ実現が遠い存在である。昔は50年後といわれていたのが、今は曲がりなりにも動いているのがすごいのだけど。


本書はその量子コンピューターの現状と、日本での研究・利用段階を、実際に利用しているデンソーの研究者がメインとなってまとめたものだ。最初の章で理論的な説明を行い、次の章では実際に研究が行われている色々なテーマが紹介されている。


ある程度量子コンピューターの知識を持っている人には、第1章の内容はやや物足りないだろう。一方で、量子的な振る舞いについての知識がない人には、理解が難しいに違いない。現在使われているコンピューターとの比較のためには原理的な説明が大切なのだが、理解へのハードルはかなり高い。


実務家にとっては応用可能な問題を理解することの方が大切なので、第1章よりも第2章のほうが面白いだろう。自分も、思ったよりもずっと日本での研究は厚みがあるのだな・・と感じた。うまく設定すれば、組み合わせ最適化問題と解釈可能な課題は多いので、クラウドで安く利用できるようになれば、まだまだ応用例は広がるだろう。

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2019年09月08日

Posted by ブクログ

量子コンピュータそのものの説明もありつつ、結局のところ何の役に立ちそうなのかという点を深堀りしている。
その姿勢は様々な企業へのインタビューからも浮かび上がってくる。

アニーリングについては「量子コンピュータもどきでしょ?」みたいな評判もあるが、本書で書かれていたようなサンプリング用途、最適なものを一つではなく最適解近傍を複数もつというやり方はなるほどと膝を打った。

エンジニア向けとしては最近出たMDR湊さんによる本が大変わかりやすかったが、
本書はさらに「エンジニアじゃなくても量子コンピュータの価値を理解できる」というところまで踏み込んだ感がある。

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2019年07月20日

Posted by ブクログ

量子コンピュータに興味を持ち購入
共著者の大関氏は他にも多数著書をもっており、東北大の専門家であるため購入
技術者というより、初学者、ビジネスパーソン向けに書いてある
企業が取り組んでいる実例も豊富に書いてあるので、参考になると思う
この本はあくまできっかけレベルを作ってくれる本という前提で読むのがよい

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2020年03月21日

Posted by ブクログ

著者が所属するデンソーやリクルートコミュニケーション、京セラなど10社ほどの量子コンピュータの取り組み(構想含む)がとても興味深く、どのような用途で使われるかか展望できて良かった。しかしながら動作原理についてはゲート方式についての言及がほとんど無く量子アニーリングについても説明がいまいちでよくわからなかった。まぁ、私の理解力の問題かもですが。

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2019年12月22日

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