あらすじ
米軍の核兵器をふくむ前進基地として、朝鮮戦争からベトナム戦争にいたる持続した戦争の現場に、日本および日本人から放置されつづけてきた沖縄。そこで人びとが進めてきた苦渋にみちたたたかい。沖縄をくり返し訪れることによって、著者は、本土とは何か、日本人とは何かを見つめ、われわれにとっての戦後民主主義を根本的に問いなおす。
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Posted by ブクログ
ノーベル文学賞を受賞した大江健三郎の評論での代表作の一つ。
沖縄ノートとひろしまノートは、それぞれノートという題をもらっているが、内容の方向性は違うかもしれない。
時代を代表する作品であることと、大江健三郎の個人としての記録であることに違いはない。
始まりは広島ノートと同じ様に個人が遭遇した事象から始めている。